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更新日:2024年5月20日
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看護専任教員からのメッセージをご紹介します。
4年制看護基礎教育において、健康段階別看護論と3年次の担任業務を担当しています。健康段階別看護論では、より実践に近づけた形で健康障害のある患者の看護を学べるよう、シミュレーション教育に力を入れ、領域として取り組んでいます。学年担任としては入学時からずっと担当している学年となります。学生の意思を尊重し、一人ひとりがしっかりと自分の足で看護の道を歩いていけるよう、その成長をサポートしていきたいと思っています。
学生に「看護」とは何かを伝えることで、自分が臨床で行ってきた看護を振り返り、自らの看護観を磨く機会を得ることができると感じています。卒業生が立派に看護師として働いている姿を実習先で見かける機会があると、この職業を選択して良かったと思います。また看護のみでなく、教育という幅広い視野で物事を考えることが出来ると感じています。私自身も学生と共に成長していけるように自己研鑽に努めていきたいと思います。
忙しい時もありますが、自分で時間調整ができる業務も多く、計画を立てながらワークライフバランスを保つようにしています。土地勘のない地域にある病院等の実習指導の際は、実習終了後の帰宅途中に寄り道をしてウィンドーショッピングを楽しんでいます。また休日には会うことの難しかった看護職以外の友人とランチに行ったり、旅行に行ったりしてリフレッシュをしています。
学生が患者さんのことを純粋に思い、看護をしている姿に心を打たれます。また、学生が懸命に悩みながら実践した看護が患者さんの回復を促進し、患者さんと共に喜んでいる学生の姿は、私の看護への思いをさらに強くしてくれます。共に寄り添い、学生の成長を間近で感じることが出来ることは、専任教員としてのやりがいを与えてくれます。是非、一緒に将来の看護師を育てましょう。
担当領域:基礎看護学
担当科目:基礎看護学Ⅲ(生活援助技術1)
基礎看護学Ⅳ(生活援助技術2)
基礎看護学Ⅷ(症状・治療・処置別看護2)
学生の気づきにハッとし、刺激を受けながら授業を行っています。清潔ケアの演習では、患者体験を通して感じたことをグループワークで共有しながら、様々な気持ちに触れることができるように授業設計をしています。自分の臨床での経験を活かしながら、学習効果を考えることは、教員にとってのやりがいでもあり醍醐味だと思います。
毎日、夕方ミーティングをして、グループでその日の残務について共有をします。「今、やるべきことは何か」が明確になり、時間を有効に使えています。それにより、仕事帰りに趣味を楽しんだり自分の時間も大切にできていると思います。
平日にもお休みがとれるように、授業や会議などの仕事の先を見越し優先順位を考えながら、長期・短期のスケジュール管理を行うようにしています。
休日には、大好きな趣味をいろいろすることで、リフレッシュするだけでなく、趣味を通して始めて知り合う人との交流もでき、自分の幅を広げることができていると感じています。
専任教員は、これからの看護師を送り出すためにとても重要な職業だと思います。看護学校も臨床と同じようにチームで活動しています。より良い教育ができるように相談し協力しながら看護基礎教育が行えると思います。自分の経験を活かした看護基礎教育を一緒に実践しましょう。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部医療整備・人材課です。