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更新日:2025年3月17日
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ツキノワグマに関する情報を提供するページです
県内各地で「ツキノワグマを人里近くで目撃した」、あるいは「ツキノワグマの足跡や爪痕が人里近くにあった」との情報が、県及び市町村等へ寄せられています。
人身被害の発生を防ぐためにも、県内のツキノワグマに関する情報を神奈川県ホームページに掲載し、提供しています。
丹沢山地はクマ(ツキノワグマ)の生息地なので、どこでもクマと出あう可能性があります。また、クマが餌を求めて活動しているうちに、人里に出没することもあります。
クマは元来臆病な性格なので、積極的に人を襲うことはありません。ただし、出会い頭など、身の危険を感じた場合には人を攻撃してくることもあります。
クマによる人身被害を防ぐには、「クマとあわない」「クマを引き寄せない」ことが第一ですが、それでも出あってしまったら、「興奮しない、させない」ことが基本です。
山に入るときにはクマの出没状況を収集し、危険な場所には近づかない。
クマが活発に行動する朝夕や霧が出ているときの行動はさける。
できるだけ1人での行動はさけ、2人以上で行動する。
鈴、笛、ラジオなど音のするものを身につけ人の存在を知らせる。
子グマを見つけたらそっと立ち去る(近くに母グマがいる可能性があり危険)。
あわてて急に立ち上がらない。
大声をあげて騒がない。
物を投げつけたりして、クマを刺激しない。
背中を見せて走って逃げない(逃げると本能的に追いかけてきます)。
クマに向き合ったまま動きを見ながらゆっくり後退する。
人や里山にクマを引き寄せないためにも、野山に生ごみを捨てたり野生動物に餌を与えてはいけません。残飯などの味を覚えたクマは、やがて人里周辺にまで接近し被害を与えたりします。
山麓の人里では、生ごみのほか、廃棄果樹や野菜なども適切な処理が必要です。
耕作放棄地などがヤブ化しているところは、クマなどの野生動物にとって格好の隠れ場所になるので、刈り払いを行うなどの管理を実施することも人里に引き寄せないためには効果的です。
クマの出没が確認されている地域では、養蜂場、果樹園等への電気柵の設置をお願いします。
クマの被害を防ぐ万全な対策はありません。
クマによって性格が違うともいわれています。
山はクマの生活場所であることを忘れずに、十分注意して行動しましょう。
生息数が非常に少ないことから、県内で神奈川県では、ツキノワグマは主に丹沢山地に生息していますが、生息数は40頭前後と推定され、神奈川県レッドデータブック(2006)では、絶滅危惧種とされています。は狩猟者へ捕獲の自粛を呼びかけ、保護を行っています。
体長:100cm前後
体重:60kg前後
能力:嗅覚、聴力は優れているが、視力はあまりよくないといわれている。木登りがうまく、走るのも速い。
性格:臆病だが、子連れの親は強気
生態:植物(葉、花、根、実、山菜等)を中心に、昆虫、サワガニなど様々なものを季節により食べ分けている。秋にはドングリなど栄養価の高い木の実をたくさん食べて体に脂肪をたくわえ、冬には、大きな木の根元の穴や岩穴などに入って冬眠する。メスは冬眠中に1頭から2頭出産する。
クマの目撃情報は市役所、町村役場、地域県政総合センター、警察署へ クマを目撃した場合や痕跡を見つけた場合は、直ちに市役所・町村役場または地域県政総合センター、最寄りの警察署に連絡してください。
野生生物グループ
電話 045-210-4319
ファクシミリ 045-210-8848
このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。