ホーム > 神奈川県記者発表資料 > ツキノワグマの捕殺について
初期公開日:2022年12月15日更新日:2022年12月15日
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令和4年12月15日(木曜日)午前7時半頃、清川村煤ヶ谷の集落近くの山林に設置されたイノシシ捕獲用の箱わなに、ツキノワグマが掛かっているのを、見廻りに来たわなの設置者が発見しました。
本年11月から近日にかけて、同地域内では同一個体と思われるクマによる出没が相次ぎ、追い払い、電気柵設置による防除及び捕獲檻を設置する等の対応を行っている中での発生でした。
当該クマを確認したところ、令和2年に同地域内で人里に出没を繰り返し、同年12月に捕獲檻にて捕獲及び学習放獣を行った個体であると判明しました。
こうした経緯から、当該クマは学習措置を行っても農作物等のある人里への執着は強く、地域住民の安全を図るため、やむをえず捕殺しましたのでお知らせします。
(1) 性別、大きさ等
性別 オス、全長 128cm、体重 89kg
(2) 捕殺の状況
ア 日時 令和4年12月15日(木曜日) 午後0時24分
イ 場所 清川村煤ヶ谷地区
(3) 捕殺後の措置
学術研究のため、神奈川県立生命の星・地球博物館に搬送します。
問合せ先
神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課
課長 羽太 電話 (045)210-4301(直通)
神奈川県県央地域県政総合センター
環境部長 西田 電話 (046)224-1111 内線2200
このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。