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更新日:2023年12月25日
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学力向上進学重点校連絡協議会の活動内容を紹介するページです。
神奈川県では県立高校改革の一環として、現在、学力向上進学重点校に厚木・川和・湘南・柏陽・横浜翠嵐5校、重点校指定を目指す同エントリー校に小田原・鎌倉・希望ヶ丘・光陵・相模原・多摩・茅ケ崎北陵・平塚江南・大和・横須賀・横浜国際・横浜平沼・横浜緑ケ丘13校の計18校が指定されています(学校名は50音順)。この18校で組織する学力向上進学重点校連絡協議会では、グローバル時代に求められる資質能力の一つとして、活きた英語で、思いをもって主張する、即興型英語ディベート生徒交流大会を実施してきました。本年は11月3日(金曜日)横浜平沼高校にて開催されました。
即興型英語ディベートとは、あらかじめ主催者によって肯定側と否定側に分けられたチーム同士で、その場で与えられたテーマについて行う英語による競技ディベート大会です。論点を明確にして議論をするため、論理的な思考力や活きたスピーチ力が身につきます。
より良い議論を行うためには、ジャッジ(審判)が欠かせません。学力向上進学重点校同エントリー校では、各校1~2名の先生が、夏前から英語4技能指導法研究会を受講し、ディベート及びジャッジの腕を、実践を通して磨きました。
ディベートは、テーマが発表されてから15分の作戦タイムの後、肯定側立論・否定側立論・肯定側反論・否定側反論・否定側最終弁論・肯定側最終弁論の順に主張していきます。途中では、相手の議論の不明点をその場で質問するPOI(Point of Information)ができ、写真のように独特のポーズで行います。
大会を通して強調されたのは、ディベートの目的は勝ち負けではなく、各校の交流であり、相手を論破するのではなく、相手の意見をよく聞いて、ジャッジをいかに納得させる話ができるかの勝負であること。生徒たちは、ラウンド後にお互いに日頃の練習や学校の授業の様子を楽しく語り合い、今回の交流が、本当に実りのある時間となっていました。
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優秀チーム(ベストチーム賞)として、第1位横浜国際高校、第2位湘南高校、第3位横浜翠嵐高校、第4位相模原高校、第5位鎌倉高校、また個人賞としてエキシビションディベータ賞(最後のエキシビションマッチに選出されたディベータ)、ベストディベータ賞(各試合で1名が選出)、ベストPOI賞(各試合で議論を深めるPOIを行ったディベータを選出)が表彰されました。
県内18校の学力向上進学重点校及び同エントリー校の生徒がお互いの力を精一杯発揮し、交流を深める1日となりました。
神奈川県立横浜翠嵐高等学校
電話:045-311-4621
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
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