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更新日:2024年2月27日
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神奈川県立多摩高等学校の活動内容を紹介するページです。
本校は、教育目標の一つとして掲げるグローバル人材育成を強く推進しています。グローバル人材の育成を図る基盤として、令和3年からオンラインで交流を深めてきた「台湾国立新竹高級中学」※と、令和4年12月6日に正式に姉妹校交流の協定を結びました。令和5年度には、かねてより計画していた相互訪問を実施することができ、国際交流に強い意欲を持つ本校生徒にとって、主体的な研究と視野の拡大を図る機会となりました。今回は、交流の様子をご紹介します。
※高級中学とは、台湾の後期中等教育機関で、日本の普通科高等学校に相当します。
令和5年10月24日(火曜日)、本校にて「台湾国立新竹高級中学との交流会」を開催しました。本催事は本校体育館での相互学校紹介、本校1学年全生徒によるウェルカムパーティー、本校3学年全生徒による学校設定教科(Meraki)の研究成果発表会への参加という三段階構成で実施しました。全行程を通して英語により会話や発表を行い、本校生徒の研究に対する質疑応答や関連分野についての意見交換など、文化的な交流とあわせて、刺激のある学びの体験を得られました。
令和6年1月9日(火曜日)から12日(金曜日)の4日間、本校生徒35名で台湾海外研修を行いました。わずか4日間の短期日程でしたが、姉妹校である国立新竹高級中学、国立陽明交通大学、そして世界最大級の半導体メーカーであるTSMCの博物館などを訪問しました。新竹高級中学では国際交流イベントを行うだけでなく、SDGsをテーマにした探究学習のポスター発表会に参加し、質疑応答などのやり取りに参加しました。国立陽明交通大学ではレーザー光の仕組みやその応用方法についての講義を受けました。また、本校生徒が研究内容について発表し、それについて指導助言をいただきました。TSMCでは台湾が世界に誇る半導体の製造の工程やその技術が実現する未来社会についての学習を行いました。全日程を通じて英語によるやり取りを数多く行い、参加生徒にとって非常に刺激的な研修となりました。
参加生徒それぞれが科学的な研究テーマを持って国際交流を実施したことで、一人ひとりが思考し、表現することを重視したグローバル人材育成の機会となりました。また全計画実施後の振り返りにおいても主体的な取組が見られ、生徒の視野の広がりを確認できました。次年度以降にも継続する活動として計画し、生徒の国際的な活躍の一助となるよう実施する予定です。
神奈川県立多摩高等学校
電話:044-911-7107
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
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