ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育 > 教育制度・教育統計 > がっこう最前線 > 学力向上進学重点校連絡協議会
更新日:2024年5月27日
ここから本文です。
学力向上進学重点校連絡協議会の活動内容を紹介するページです。
神奈川県では県立高校改革の一環として、現在、学力向上進学重点校に厚木・小田原・川和・湘南・多摩・柏陽・横浜翠嵐、横浜緑ケ丘8校、重点校指定を目指す同エントリー校に鎌倉・希望ケ丘・光陵・相模原・茅ケ崎北陵・平塚江南・大和・横須賀・横浜国際・横浜平沼10校の計18校が指定されています(学校名は50音順)。この18校で組織する学力向上進学重点校連絡協議会では、グローバル時代に求められる資質・能力を育成し、国際社会で活躍するリーダーの養成に取り組んでいます。その取組の一つとして、海外研修プログラム(次世代リーダー養成プログラム)を実施しました。コロナ禍で中止が続いていましたが、5年ぶりに令和6年3月20日(水曜日)~3月27日(水曜日)の日程で、米国カリフォルニア大学バークレー校を訪問しました。
学力向上進学重点校及び同エントリー校に在籍する生徒対象の、国際社会で活躍するリーダーの育成をねらいとした研修です。学校を越えて生徒が交流する中でお互いが切磋琢磨し、リーダーシップの育成を含め、多くのことを学ぶことができるプログラムです。本研修をとおして、大きな成長を遂げ、将来の国際社会で活躍するリーダーに必要とされる資質・能力を向上させることができます。今回は、実際に米国の名門大学を訪問し、現地の学生と交流をしたり、サンプルレクチャーを受講したりしました。また、IT企業やラボを訪問し、最先端の研究の説明を受けながら見学をしたり、現地の公立高校にも訪問し、バディと一緒に授業を受けたりしながら米国の高校生活を体験しました。
令和6年3月に実施した研修には学力向上進学重点校及び同エントリー校12校から29名が参加しました。オールイングリッシュで行われるリーダーシップ研修にどの生徒も積極的に取り組み、現地学生とのディスカッションを通して自信を持って英語で意見を言えるようになりました。研修場所のUCバークレー内のカフェテリアでは、学生たちに自分たちから声をかけて大学生活や専攻について質問しながら一緒に食事を楽しんでいました。また、スタンフォード大学では、サンプルレクチャーを受講し、講義後は教授に積極的に質問し、活発な質疑応答となりました。さらに、この研修期間を有意義なものにするために毎晩全員で振り返りを行い、自ら課題を設定し自己の成長へとつなげることができました。初めのうちはお互い知らない者同士で遠慮がちでしたが、徐々に打ち解けてお互いを高めあえる仲間となっていく様子を見ることができ、最終日には、この研修で学んだことを帰国後どのようにいかしていくのかについてプレゼンテーションを行いました。自信に満ちあふれて堂々とした発表を行い、どの生徒も達成感でいっぱいの様子が印象的でした。
神奈川県立横浜翠嵐高等学校
電話:045-311-4621
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
このページの所管所属は教育局 総務室です。