ホーム > 教育・文化・スポーツ > 社会教育・生涯学習・スポーツ > スポーツ振興 > スポーツ情報や動画を見る > 行ってきました!情報班の取材日記 > 第16回全国障害者スポーツ大会(2016希望郷いわて大会)
更新日:2018年3月30日
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平成28年10月22日(土曜日)から3日間、岩手県で開催された「第16回全国障害者スポーツ大会(2016希望郷いわて大会)」の様子を神奈川県選手団の活躍を中心にお伝えいたします。各競技・種目とも、障がいの内容や程度によって区分けがされ、実施されています。
開会式の会場は北上市の北上総合運動公園北上陸上競技場です。
開会式に先立ち、オープニングイベントが行われました。
選手団の入場行進です。神奈川県は選手・役員総勢81名の選手団ですが、一部競技の選手は、別会場で開始式が行われ競技開始となりました。神奈川県の旗手は才神卓也選手です。
この大会は、都道府県と政令指定都市の参加となっています。神奈川県選手団とは別に、川崎市、相模原市、横浜市の選手団も参加・行進しました。
(写真上から、川崎市、相模原市、横浜市)
行進の最後は、地元岩手県の選手団。
達増岩手県知事の開会宣言・大会会長挨拶。挨拶の内容が大型ビジョンに字幕で映されるとともに、選手団前では手話で内容が伝えられます。
皇太子殿下の御言葉の後、炬火点火が行われました。
選手宣誓(岩手県 太田順一選手、高橋明日香選手)
最後は、歓迎演技が行われました。
開会式終了後、午後から陸上競技の初日が行われました。
この大会ならではの種目も実施されていました。
立幅跳
視覚に障がいのある選手が用具で立ち位置や跳躍方向を確認します。その後、介助者が拍手や声で跳躍方向を伝えて跳躍します。写真上は町田和広選手。下は坂田慎一選手。
写真は、肢体不自由の区分で出場した野口英二選手の跳躍
ソフトボール投げ
花田海都選手
この日は、800mなどのトラック種目も行われ、同じ距離の車いす部門も実施されました。
写真左 岩澤龍斗選手、右 西岡航選手
奥州市総合体育館で実施されました。
田中大貴選手(紺色ユニホーム黄色ゼッケン)の試合の様子
米山翔汰選手(青ユニホーム)の試合の様子
サウンドテーブルテニスは、選手がアイマスクをして競技するため、ボールから出る音が頼り。周囲で音を出すのは厳禁です。そのため、モニターで観戦する場所が設置されています。
継ぎ目のない専用の台で行います。試合前には、ネットの高さではなくネット下の空間の高さを測っています。
卓球台の幅中央にある突起をさわり自分の位置を確認し、ボールから出る音を頼りにラケットでボールを打ち返します。ボールが見えているかのような鮮やかな返球がたくさんありました。
高橋ミヤ選手の試合の様子です。
盛岡市立総合プールで実施されました。多くのレースで大会新記録が生まれるレベルの高い大会となりました。
佐々木雅広選手(50m自由形)写真上2枚、森一馬選手(50m平泳ぎ)写真下2枚
岩手県営運動公園陸上競技場で実施されました。強風の難しいコンディションの中でしたが、各選手集中力を高めてディスクを投げていました。
ディスクの飛距離を競う「ディスタンス」の様子です。この他に、円形のゴールを狙う「アキュラシー」という種目もあります。
写真左 南場厚志選手、右 三富六郎選手
午後に、北上総合運動公園北上陸上競技場で閉会式が行われました。
閉会式直前には、晴天の会場近くに虹がかかり、選手達の3日間の健闘を称えているようでした。
各競技会場から選手・役員が集合
岩手県達増知事から次回開催の愛媛県中村知事へ大会旗の引継ぎ
大会を見守ってきた炬火が納火され大会の終わりを告げました。
閉会式後には、ファイナルステージが行われ、会場は大いに盛り上がりました。
大会を通して、純粋に競技を楽しみ、最大限の力を出そうとする姿が印象に残りました。
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