ホーム > 教育・文化・スポーツ > 社会教育・生涯学習・スポーツ > スポーツ振興 > スポーツ情報や動画を見る > 行ってきました!情報班の取材日記 > 第72回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会(ながの銀嶺国体)
更新日:2018年3月30日
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今回は、平成29年1月28日、29日、30日に行われた各種競技における神奈川県選手の活躍をお伝えします。大会の様子や各種目を代表して戦う選手の様子をご覧ください。
軽井沢駅と周辺の様子です。軽井沢駅では来県者を歓迎していました。改札を下りると、雪景色も見られました。
地元の小学生が作った神奈川県ののぼり
アイスホッケーは氷上の格闘技と言われるほどの激しいスポーツです。選手や黒いゴムでできたパック(ゴムといっても硬い!)の動きがとにかく速く、瞬く間に展開が変わります。選手同士の接触プレーも激しく、見所の一つです。
アイスホッケー競技成年男子の2回戦 兵庫県との対戦の様子をお伝えします。青のユニホームが神奈川県代表です。
前半から一進一退の激しい攻防が繰り返されます。試合中は、常に全力疾走して、パックを追いかけ運動量がものすごいので、およそ1分ぐらいで選手が代わる代わる交代していきます。
1点ビハインドの中、同点ゴール!歓喜の輪が生まれます。
試合は、1点ずつを取り合う大接戦。どちらに流れがくるか、ギリギリのせめぎ合いが続きます。そんな中、勝ち越しゴール!第3ピリオドに3点を取り、兵庫県相手に見事な勝利を挙げました。
2回戦を勝利し、そのままの勢いで順位決定戦へ。見事5位入賞を果たしました。
勝利後、長谷川宣彦監督へインタビュー
「あせらず、一つひとつ返していけばいけると思っていました」
長野市周辺の様子です。こちらも歓迎ムードに包まれていました。
会場の長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)は、1998年2月に開催された長野オリンピックのスピードスケート会場となりました。日本で最初の屋内400mスケートリンクで、タイムが出る「高速リンク」としても有名です。
ここからはスピードスケートの様子をお伝えします。
「責任先頭制」
国体スケート競技会では、両側のストレート中央の判定ラインを先頭で通過する回数を規定し、距離により課された回数を完了した選手を優先させて順位を決定する制度を採用しています。空気抵抗などで疲労しやすく不利な先頭を敬遠することで起こる記録低下を防止しています。
成年男子1000m予選 水野正也選手(タイムの右側「完」の文字は、責任先頭をクリアしたことを意味しています)
成年男子1000m予選 辻本一史選手
成年女子1000m予選 加藤梨乃選手(右から3人目、黒帽子)
成年男子1500m準決勝 池田崇将選手 (右端、青帽子)
準決勝を3位で通過し、決勝は見事2位に入りました。
成年男子500mB決勝前の森本拓也選手(左)、松田知記選手(右)
森本選手(左端、赤帽子)、松田選手(左から2人目、黒帽子)
B決勝でそれぞれ1位と2位に入り、松田選手が5位、森本選手が6位と見事入賞を果たしました。
フィギュア競技、ショートトラック競技の会場となったビッグハットです。写真は、フィギュア成年男子女子の須賀真理子監督(左)と少年男子女子の松村ゆみ子(女子)監督です。成年は男子も女子も3位、少年は男子が3位、女子が9位で見事な成績を収めました。
成年女子優勝の愛知県チーム(本郷理華選手(左)、大庭雅選手(右))
成年女子で3位入賞を果たした松嶋那奈選手(左)と鈴木美桜選手(右)
「国体は、とても楽しかったです!」のコメントをいただきました。
ここからは、ショートトラック競技の様子をお伝えします。
直前までフィギュア会場だったため、急ピッチでショートトラック会場が作られました。
ショートトラックは、1周およそ111mのトラックを滑ります。
カーブの氷が荒れるため、1レースごとに黒いブロックを移動させて、氷が荒れていないトラックで次のレースができるようにしています。整備が細やかですね。
(リレー競技のルール)
各競技者の滑走順と距離は決められていないので、いつ、どこで、何回中継してもよく、リレーゾーンも存在しないルールで行われています。
成年男子3000mリレー予選(左から、遠藤拓選手、齋藤慧選手、小黒義明選手、秋元小航太選手)
予選を1位で通過し、決勝へ駒を進めました。(青帽子が神奈川県リレー代表)
成年男子1000m予選 斉藤悠選手(14番、レース右端) 予選を勝ち上がり、7位入賞を果たしました。
成年男子1000m予選 小黒義明選手(17番、レース右から2番目)
レース後、小黒選手にインタビュー!
「今日はスケート靴ともよくかみ合い、いい調子で滑ることができました」
少年女子1000m予選 松山雛子選手(311番、レース左から2番目)
少年女子1000m予選 千田彩選手(312番、レース左端) 予選を勝ち上がり、4位入賞を果たしました。
少年男子1000m予選 山越和馬選手(211番、レース右から2番目)
少年男子1000m予選 山越龍馬選手(212番、レース右端)
レース後の山越和馬選手(左)・龍馬選手(右)にインタビュー、兄弟で出場です。
選手やチーム関係者、報道機関用の「おふるまい」の部屋には、あたたかい飲み物などが用意されていました。心のこもったおもてなしに感謝です。
冬季国体スキー競技会は、2月14日(火曜日)から17日(金曜日)まで、白馬村で行われます。
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