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更新日:2018年3月30日

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障害者水泳のパイオニア成田真由美さんを招いたイベント「金メダルへの軌跡」

障害者水泳のパイオニア成田真由美さんを招いたイベント
「金メダルへの軌跡」

 

平成29年12月2日(土曜日)茅ケ崎市屋内温水プールにて、パラリンピックで金メダルを獲得するなど大活躍の成田真由美さんを招いた講演会などのイベントが行われました。そのイベントの様子をお伝えします。

 

成田真由美さん

川崎市出身。中学生の時に下半身麻痺で車いす生活となるが、23歳の時から始めた水泳で頭角を現す。アトランタ、シドニー、アテネ、北京と4大会連続出場。合計15個の金メダルを獲得(うち13個は世界新記録)した。現在も障害者水泳に取り組み、障害者スポーツの普及に尽力している。

服部信明茅ヶ崎市長あいさつ
「今日は、成田さんがどんな思いで水泳に挑戦されてきたのかを聞いて、自分のスポーツへ取組む姿勢に生かしてほしいと思います。」

成田真由美さん講演会
「金メダルへの軌跡」



障害を持った後の水泳との出会いから、パラリンピックでメダルを獲得するまでの経歴などを分かりやすく話してくれました。

講演会の内容

  • 水泳は嫌いなスポーツだった。
  • アトランタの2年前に始めた水泳。初の大会に出場後、帰省の車中で後続車に追突され怪我をし、さらに障害を持つことに。
  • ライバルとしていたドイツ選手との別れ。
  • 北京では障害の階級が軽くなり、苦戦を強いられることに。
  • 一度は選手から離れたが、2020東京パラ招致活動中にまだまだパラの知名度が低いことに気づき、復帰を決意。リオにも出場。
  • 人間の持っている可能性に挑戦。
  • 病気や障害を与えてもらって、今がある。様々な人に支えられてきた。だから、どんな困難もきっと乗り越えられる。

今回のイベントを企画し、成田さんと親交の深い原田賢一館長
成田さんとの出会いを語ってくれました。

テレビの取材にも気さくに答えていました。

ここからは「成田さんと一緒に泳ごう!」ということで、イベント参加者と一緒に泳ぎながら交流する時間となりました。

参加者に泳ぎを披露していました。子供たちは水中に潜って観察したり、一緒に泳いでみたり、成田さんの泳ぎを学んでいました。


アテネオリンピックで獲得した金メダル6つ、銅メダル1つを参加者に披露してくれました。参加者は実際にメダルを触ったり、首にかけさせてもらったり、嬉しそうでした。

成田さんからは、挑戦することの大事さや「パラスポーツを広めたい、障害者が積極的に社会に出て活躍できるようにしたい」という気持ちが伝わってきました。

東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、積極的にメディアに出て活躍している成田さんを、今後も注目していきたいと思います。

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