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更新日:2018年3月30日

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長野オリンピック・パラリンピック20周年事業 スマイルジャパン壮行試合in長野

長野オリンピック・パラリンピック20周年記念事業
スマイルジャパン壮行試合in長野
女子アイスホッケー 日本代表VSロシア代表

平成29年12月24日(日曜日)に長野市若里多目的スポーツアリーナ『ビックハット』に標記大会の取材に行ってきました。女子アイスホッケー競技が正式種目となり、女子の日本代表が初めてオリンピックに出場したのが、1998年2月の長野大会です。平昌大会に向けて、スマイルジャパンの活躍が期待される中、再び『ビックハット』で世界ランキング4位のロシアとの壮行試合が行われました。


会場のビックハットです。

スマイルジャパンの選手自ら会場に掲げていました。たくさんの想いが込められています。

長野五輪のマスコット「スノーレッツ」が観客をお出迎えしています。
 

試合開始のフェイスオフ!とても格好良いです!

女性同士の試合とは思えないほどのスピード感と激しいぶつかり合いに魅了されます。


得点を決め、喜ぶ選手たち。
最高のスマイルです!このスマイルを平昌オリンピックでもたくさん見せてください!!


試合は、第3ピリオドの途中まで日本がリードしていましたが、試合終盤にロシアの猛攻で同点に追いつかれる展開になりました。延長戦でも勝負がつかず、ウィニングショット戦までもつれ込み、最終スコアは5-4でロシアが勝利しました。

 

試合後、それぞれの監督のお話を聴くことができました。

CHISTYAKOV監督(ロシア)
先日のフィンランドでの戦いとメンバーが変化していましたが、それに対して、「今回の試合では、若い選手を観たかった。みんな良くやっていたと思う。チャレンジさせたいメンバーを連れてきた。日本の戦いについては、日々進歩していると感じる。とてもいいライバル。」と答えてくださいました。また、「正直、ウィニングショット戦までもつれこむと思っていましたか」という質問に対しては、「すごく大変な戦いでした。延長戦までいくと思いませんでした。終盤の巻き返しは、選手たちが頑張ったからです。普段の練習でも、試合は60分あるけれど、最後まで全力で戦うように話しています。」と答えてくださいました。

 

山中監督(日本)
一言目に「自滅しました」という言葉がありました。「これまで、リードして勝ち切るという経験がなかった。あの2点差を勝ち切らなければならなかった。具体的には、パック運びの悪さ、ターンオーバー(ミス)の多さが目立った。同点にされてからでは遅いので、1点差に迫られたところでタイムアウトをとり、流れを変えようとした。その時、残り時間はオフェンスゾーンでシンプルにと指示したが、流れが悪い根本的なところが修正できなかった。久々の地元の試合で第1ピリオドは硬さが見られた。フィンランド遠征の時に戦った相手のほうが攻撃力が高かった。オリンピックに向けて攻守のバランスを学んで行かねばならない。」と答えてくださいました。


熱戦後、宿泊先のホテルに戻ってから、選手の皆さんに取材にご協力いただきました。スマイルジャパンという愛称の通り、明るく、笑顔の絶えないチームという印象です。


スマイルジャパンの皆さん、笑顔で取材にご協力いただき、本当にありがとうございました。平昌オリンピックでも、最高の笑顔を期待しています!

(取材の翌日、平成29年12月25日に行われた第2戦目は、2-1でスマイルジャパンがロシア代表に勝利しました!)

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