ホーム > 教育・文化・スポーツ > 社会教育・生涯学習・スポーツ > スポーツ振興 > スポーツ情報や動画を見る > 行ってきました!情報班の取材日記 > パラスポ チャレンジデイ キャラバン
更新日:2019年3月31日
ここから本文です。
平成31年2月17日(日曜日)、横浜国立大学にて、スポーツ庁主催の「パラスポ チャレンジデイキャラバン」が開催されました。このイベントでは、いよいよ来年開かれる東京オリンピック・パラリンピック競技大会をさらに身近に感じてもらおうと、パラリンピック競技の体験(ブラインドサッカー、ボッチャ)やトークセッションなどが行われます(全国7会場で開催)。親子での参加者やサポート役のボランティアの人たちで、会場は熱気に包まれました。その時の様子をお伝えします。
パラリンピック競技に関するクイズや企業の協力によるポスターパネルなど、参加者も楽しめる内容の掲示がたくさんありました。
競技の楽しさやおもしろさを伝えるハガキを書いて身近な人に送るワークショップがあり、子供たちも楽しそうにハガキを書いていました。
本イベントは、参加者と同様にボランティアも同時募集していて、たくさんのボランティアによるイベント運営サポートがありました(オレンジ色のビブスを着ている方々)。積極的に参加者の方々とかかわり、ともにパラスポーツについて学び、その魅力を体感しているようでした。
子どもも大人も、障がいがある方もない方も、みんなが楽しめるボッチャ。神奈川ボッチャ協会の方々が、参加者にボッチャのコツや試合の進め方など、その魅力を伝えていました。
なかなか思うようなところにボールがいかず、悪戦苦闘。ジャックボールにうまく近づけたときは、周りから大歓声が上がっていました。
アイマスクをして、チームの仲間の声と自分の感覚を頼りにプレーをするブラインドサッカー。県内で活動するブラインドサッカーチーム「ブエンカンビオ横浜」の方々の指導で体験をしていました。
準備運動では、実際にコーチが示す運動をペアに言葉だけで伝える活動がありました。ペアはアイマスクをして何も見えない状態なので、言葉だけが頼りです。まったくペアに伝わらずに苦労しながら言葉をかえて伝えていたのが印象的でした。お互いにイメージがあり、言葉で共有することの難しさを感じているようでした。
何も見えないという恐怖の中で、ボールの位置を感じて追いかけることは本当に難しいことですね。デモンストレーションを見せてくれた選手たちの動きの速さにびっくり!
ステージに上がってお話をしてくださったのは、車いすテニス日本代表監督の中澤吉裕さん。監督になったきっかけや監督としての苦労などの話がありました。また、車いすテニスのプレーの面白さやテニスとの違いなどについて、映像を使って分かりやすく解説してくださいました。
トークセッションを終えて、中澤監督と記念撮影
たくさんの笑顔と充実した表情が見られ、パラスポーツの楽しさを存分に味わったようです。これをきっかけに東京オリンピック・パラリンピック競技大会をさらに身近に感じて、盛り上がっていくことを期待しています。参加者の皆さん、ボランティアの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。
このページの所管所属は スポーツセンターです。