令和3年度市町村決算の概要（速報）
新型コロナウイルス感染症対応により義務的経費の規模が過去最大

市町村普通会計決算のポイント

• 決算規模は前年度に引き続き高水準

　特別定額給付金給付事業の終了に伴う減少があった一方、新型コロナウイルスワクチン接種事業など新型コロナウイルス感染症対応等に伴い、決算規模は歳入・歳出とも過去最大だった前年度に次いで2番目の規模となりました。

• 義務的経費の規模が過去最大を更新

　子育て世帯への臨時特別給付金や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付等による扶助費の大幅な増加に伴い、義務的経費は9.0%増加し9年連続で過去最大を更新しました。

• 地方債現在高が過去最大を更新

　各団体とも抑制に努めておりますが、臨時財政対策債の現在高が増加したこと等により、過去最大を更新しました。

市町村公営企業決算のポイント

　収支状況は7年連続で黒字となり、前年度と比較し赤字企業も3事業減少しました。

健全化判断比率及び資金不足比率のポイント

　いずれの市町村も、早期健全化基準及び経営健全化基準を下回っています。

 

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