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更新日:2019年12月12日

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平成24年度当初予算編成方針のポイント(平成23年10月14日)

平成24年度当初予算編成方針のポイント

 本日、別添のとおり平成24年度当初予算編成方針を通知しました。

 平成24年度の本県の財政見通しは、歳入面では、県税収入について、個人県民税の年少扶養控除廃止などにより、23年度当初予算に対し一定程度の増収が期待できますが、地方交付税と臨時財政対策債については、国の交付税特別会計における前年度並みの財源確保が具体的に見込めないことなどから、一般財源全体としては減額と見込まざるを得ません。一方、歳出面では、介護・措置・医療関係費や公債費などの義務的経費が大幅に増額となることが確実です。

 以上のことから、平成24年度は現段階で概ね900億円の財源不足が見込まれますが、これは地方交付税と臨時財政対策債をあわせて3,000億円規模で見込んでもなお生じる財源不足であり、引き続き本県財政は危機的な状況にあると言わざるを得ません。

 こうした財政状況を踏まえた、今回の予算編成方針のポイントは次のとおりです。

1 「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向けた着実な取組み

  • 厳しい財政状況の下にあっても、「いのち輝くマグネット神奈川」の実現に向けて着実に取り組むとともに、地震防災対策など本県を取り巻く喫緊の課題に対しても的確に、かつ、スピード感を持って対応する。

2 「選択と集中」の徹底による財源の重点配分

  • 「選択と集中」を旨に、優先順位の見極めと事業見直しを徹底し、より優先度の高い事業へ財源を重点的に配分する。
  • そのため、政策的経費等について、予め経費の性質等を勘案してきめ細かな抑制を行った上で要求限度額を設定する。

3 「県庁改革基本方針」に沿った確実な取組み

  • 自主財源の確保など「財政の強化・安定」等に向けて、「県庁改革基本方針」に基づく取組みを確実に進める。
  • 今年度実施した「事務事業評価」に係る総合評価結果等を予算に確実に反映する。

平成24年度当初予算編成方針の本文は、PDFファイルで掲載しております。

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