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更新日:2024年1月16日
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洪水期と非洪水期の貯水率について説明します。
洪水調節機能を持つ城山・三保・宮ヶ瀬(国土交通省)ダムでは、台風や大雨による洪水が起きやすい洪水期とそうでない非洪水期で、水を貯められる容量(利水容量)が変わります。
このため、洪水期から非洪水期(または、非洪水期から洪水期)にかわると貯水量が同じでも貯水率が変わります。
ダムに貯められる容量(利水容量)に対する実際の貯水量の割合を指します。
洪水調節の役割を持つ多目的ダムでは、台風や大雨により洪水が起きやすい時期を洪水期と位置付け、洪水に備えるために貯水池の上限水位を非洪水期よりも下げて運用を行います。
※洪水期の上限水位:洪水期制限水位、非洪水期の上限水位:常時満水位
これは、上流から流れてくる洪水の一部をいったん貯水池で受け止められるように、あらかじめ水位を下げて貯水できる容量を確保しておくものです。
そして、台風や大雨の際の下流河川の氾濫を防ぐものです。(洪水調節機能)
洪水が少ない非洪水期は、常時満水位まで水を貯められるようにします。
これは、雨があまり降らないときに備えて、雨が降ったときになるべくたくさんの水を貯水池に貯めることができるようにしておくものです。
このように、洪水期と非洪水期では、貯水できる水位が変わります。このため、実際の貯水量に変化がなくても貯水率が変化することになります。
〔各ダムの洪水期間、非洪水期間〕
城山ダム(津久井湖)・・・洪水期〔6月1日から10月15日〕、非洪水期〔10月16日から5月31日〕
三保ダム(丹沢湖) ・・・洪水期〔6月15日から10月15日〕、非洪水期〔10月16日から6月14日〕
宮ヶ瀬ダム(宮ヶ瀬湖)・・・洪水期〔6月16日から10月15日〕、非洪水期〔10月16日から6月15日〕
利水調整グループ
電話 045-210-7235
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