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更新日:2024年11月1日

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高校生と一緒に非行や犯罪被害を無くそう 高校生による非行防止教室及び防犯教室

高校生が講師になり小学生や中学生と一緒に社会のルールやきまりを学び、その大切さに気づかせていくことで、高校生はもとより、小学生や中学生の社会規範やコミュニケーション能力の向上を目的に神奈川県警察と連携し、取組んでいます。

高校生による非行防止教室写真

「高校生による非行防止教室」とは

高校生が、近隣の小・中学校等に赴き、「高校生と一緒に社会のルールを学ぼう」と題して非行防止教室を行っています。教室では、神奈川県警察本部少年育成課が作成した非行防止教室用紙芝居の内容(万引き、自転車盗、いじめ、暴力行為など)を参考にパワーポイントや演劇等を通じて、小・中学生の理解が深まるよう高校生がそれぞれ工夫しています。


非行防止教室様子この取組みは、神奈川県警察と連携して企画し、県内の高校に開催を呼びかけ、近隣の小・中学校等で開催しています。
高校生が講師となり、小学生や中学生と一緒に社会のルールやきまりを学びその大切さに気づかせていくことで、高校生はもとより、小学生や中学生の社会規範やコミュニケーション能力の向上を目的としています。
紙芝居は、非行の入り口となっている万引きや自転車盗、学校の中で問題となる暴力やいじめをテーマにしており、「友達に悪いことを誘われたときは、どうするべきか。」「相手はどのような気持ちになるか。」などを問いかけ、考えさせながら進めています。

効果

この取組みは、高校生だけでなく、少年補導員、警察官、教諭などが一緒に寸劇に参加するなどしている高校もあり、世代を超えた交流が図られています。
また、小学生には「分かりやすかった。」「悪いことに誘われてもはっきり断る。」等と素直に心に響いており、教室終了後は高校生とハイタッチをして交流するなど触れ合いがあり、見学した保護者からは「大人が話をするよりも子どもにとっては印象に残る。」「私も話に引き込まれました。子どもとの良い話題ができた。」などと好評です。
実施した高校生からは「普段の演劇とは違いとても緊張したが、小学生の反応が良く安心した。」「小学生の真剣な表情を見て、自分たちもしっかりしないといけないと思った。」「小学生の勉強というより、自分の勉強になった。」などと、小学生だけでなく、取り組んだ高校生にとっても規範意識の醸成につながるとともに、貴重な社会体験になっています。


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