更新日:2024年8月14日
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平29年度神奈川県畜産環境コンクールのその他事例紹介です
県審査会(平成29年12月21日実施)に推薦された優良事例をいくつか紹介します。
→受賞農家の事例は「平成29年度畜産環境コンクール」のページへ
部門 | 農場名 | 部門 | 農場名 |
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乳牛部門 | 小方理雄 | 養鶏部門 | 森正養鶏場 |
乳牛部門 | 井上 剛 | 肉牛部門 | 笠原農園 |
養鶏部門 | 寿雀株式会社 |
畜舎の入口には、プランターできれいに花が飾られ、植栽が手入れされているため、農場全体が清潔感に包まれ、更に四季折々に色が添えられて、きれいな景観となっている。 |
牛床は敷料としてオガ粉を使用しているため乾燥しており、牛にとって快適な環境となっている。飼槽についても、こまめな清掃を心掛け、残飼が散らかることはない。 |
畜舎汚水は汚水マスに溜められた後、振動篩で粗大固形物を除去し、公共下水道へ投入している。振動篩の稼働は汚水の貯留時間を短くするため多頻度で行い、臭気の発生を抑制している。 |
完成した堆肥は地元の耕種農家や家庭菜園での利用が主であり、依頼があればダンプによる運搬も実施している。 |
畜舎入口は常に清掃、整理整頓されており、雑草も生えていない。設置されたプランターは夫婦の憩いの場でもあり、季節の花を飾り、来客者を精一杯迎え入れる姿勢が見られる。 |
牛の前の通路にも不要なものはなく、清掃が行き届き、飼槽も清潔に保たれている。また、ホウキやエアコンプレッサーを用いて煤払いを行うため、天井にはホコリは見られない。 |
乾乳牛用パドックの敷料にはオガ粉と石灰を混ぜたものを利用し、牛の快適性と衛生面に配慮している。 |
機械の導入により、搾乳時にミルカーを運ばなくてもよくなった。この他、牛舎出入口の防鳥ネット用カーテンのレールを自作するなど、DIYによりコスト削減を図っている。 |
農場内は、整理整頓や除草が行き届いており、無駄なものがなく、良好な農場環境が確保されている。 |
農場入口には、衛生管理区域を示す大きな看板が設置されており、場内に入場する者、車両等は、消毒ポイントにおいて常設された石灰帯を通過することにより場内に入る。 |
ふんは、ブロワによる通風を経てから密閉縦型発酵装置(コンポ)に投入するため、処理時間の短縮によるコンポの電気代削減につながっている。 |
直売店舗の近くには袋詰め堆肥の専用売り場が併設されており、耕種農家だけでなく、来店した消費者も購入し、堆肥流通が円滑に行われている。 |
畜舎を囲んでマンションや住宅が建っていることから、鶏舎周辺は整理整頓されており、通路には不要なものはない。家畜防疫上むやみに人が入らなよう、消石灰を散布している。 |
鶏舎内はこまめな鶏ふんの除去、定期的な石灰散布の実施、換気扇の塵、埃の除去等により、鶏舎内でハエ等の発生を抑制している。また、作業日誌の記帳により、従業員同士の情報共有も図られている。 |
市内の養鶏場で最初に導入した密閉縦型発酵装置は、屋内に設置され、臭気の拡散防止にもなっている。堆肥は自家用畑に施肥し、通年野菜を育てている。 |
自宅前の店舗では鶏卵のほか、畑で育てた野菜も販売している。常に新鮮なものが店頭に並ぶことから、消費者に喜ばれている。 |
市が実施している障害者就労移行・就労継続支援事業の施設として、障害者に働く場を提供している。畜舎周辺の整理整頓に気を配り、植栽も適宜実施している。 |
複数の作業者がいることから、牛舎内の道具類も使用後は決められた場所に片付けられている。 |
牛舎入口には踏込消毒槽および立入禁止の看板も設置されている。 |
農場内には栽培・収穫体験ファームがあり、一般の人の農業体験の場としても活用されている。 |
このページの所管所属は環境農政局 農水産部畜産課です。