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更新日:2023年12月4日
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相模原市におけるCSF(豚熱)感染野生いのししの確認(県内初)についてのページです。
死亡野生いのししでのCSF(豚熱)感染確認を受け、神奈川県は、本日第1回神奈川県危機管理対策会議幹事会を開催し、直ちに野生いのししの監視強化等の措置をとることとしました。
《概要》
1 死亡野生いのししの概要
発見日:令和2年5月9日(土曜日)
発見場所:相模原市緑区佐野川
死亡個体:成獣 雄 体長100cm
2 当面の対応
本日開催の第1回神奈川県危機管理対策会議幹事会で決定された対処方針に基づき、次の対応を実施します。
(1)野生いのししにおける浸潤状況調査
野生いのししにおけるCSFの浸潤状況を確認するため、死亡した野生いのしし及び捕獲された野生いのししの浸潤状況検査(抗原検査及び抗体検査)を引き続き実施する。
(2)感染拡大の防止
県内の豚飼養施設には、野生いのししで感染が確認されたことを情報提供するとともに、聞き取りにより異常豚の有無を確認する。あわせて飼養衛生管理基準の再徹底を指導する。さらに、半径10km内の養豚農場については立入検査を実施する。
なお、県内で飼養される豚・いのししについては、昨年末からCSFワクチン接種に取り組み、初回接種は終了している。引き続きワクチン接種を徹底していく。
(3)豚肉の安全対策・風評被害の防止
と畜場における衛生管理や豚受入時のチェック体制及び異常時の通報体制の強化を徹底するほか、県民の不安解消のため、情報提供する。
(4)各種相談窓口の設置
CSF(豚熱)に関する幅広い県民の相談に応えるため、相談窓口を設置する。
(5)知事メッセージの発出
《報道機関へのお願い》
1 発生現場付近での取材は、本病のまん延を引き起こす恐れがあることから、厳に慎むようお願いします。
2 今後とも、本病に関する情報提供に努めますので、発生現場付近の農場等の生産者等、関係者が混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
《記者発表資料》
※ CSF(豚熱)は、豚やいのししの病気であって人に感染することはなく、仮にCSF(豚熱)
にかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。また、感染豚の肉が市場に
出回ることはありません。取材につきましては、冒頭のみとさせていただきます。
(発生状況に関すること)
神奈川県環境農政局農政部畜産課
安全管理グループ 電話 045-210-4518
(野生いのししに関すること)
神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課
野生生物グループ 電話 045-210-4319
(本部会議に関すること)
神奈川県くらし安全防災局総務危機管理室
企画調整グループ 電話 045-210-3418
関連リンク
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