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更新日:2024年7月17日
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神奈川県立平塚看護大学校の学生の学校生活の様子、就職先や国家試験合格率を紹介をしています。
学校行事(聖火継承式/撫子(なでしこ)祭・看護の日)|実習衣紹介|国家試験合格率と卒業後の進路
今回、3年次生の学生が主体で企画運営した特別講義を行いました。対象は1年から3年次生の学生です。特別講師は、主催している学生が自薦ヘルパーとしてお世話になっているALSの当事者、松山博さんです。
ALSは全身の筋肉が段々と動かなくなっていく難病です。これは呼吸をする筋肉などにも当然及んできます。このような状況下でも「その人らしく前向きに生きている方がいることを知ってほしい」という自薦ヘルパーの思い、そして、「ALSでも未来があることを伝えたい」という当事者の松山さんの思いが重なり特別講義が実現しました。
コロナ禍で直接本校にお招きできませんでしたが遠隔授業の特性を活かして3学年が1度に講義を実施しました。講義内容はすべて実体験に基づき、松山さんの過去の心理状態が私たちにも伝わるようなものでした。中には涙を流している学生もいました。講義の最後には積極的に質問が飛び交い、そして、心動かされる学生も数多くいました。
特別講義は自薦ヘルパーや松山さんの思いの実現につながっただけでなく、看護師を目指す学生の未来への糧になったのではないかと感じています。
第111回看護師国家試験の合格発表がありました。
本校は、全員合格!さらに、昨年、助産師学科に進学した卒業生も助産師国家試験合格!
卒業生の努力が実を結びました。写真は、合格発表時の写真と、卒業生が卒業の記念品として学校に贈呈してくださった、実習に臨む姿を整えるための鏡を設置した写真です。
3月8日火曜日に平塚看護大学校の卒業式が挙行されました。
これからは卒業生の皆さんが地域の方々の生活を支えていくことになります。これまでに培った沢山の学びを卒業生個々の強みとしながら頑張ってほしいと思っています。
卒業おめでとう!
2年次生の「こころを理解する実習」をコロナ禍のなか、病棟と学内で行いました。
写真は、学内実習でレクリエーションを行った場面です。レクリエーションでは企画の時点から対象の症状だけでなく、安全管理についてもしっかり確認して実施しました。学内の実習だからといって妥協はありません。全員が対象のことを真剣に考えて挑んでいました。
この実習では対象に合わせた看護を考えるだけでなく、関わりを通じて自分自身のこころのありようを理解する、つまり、他者理解・自己理解を深める実習となります。
今まで感じたことのない緊張の中での受験で本当によく頑張ったと思います。皆さんが4年間積み重ねてきたことを発揮し挑んだ結果は、必ず明るい未来につながっていると信じています。残りの学校生活も有意義になりますように。
あっという間に月日は流れ、第111回看護師国家試験まであと33日になりました。
写真は、学生会の皆さんが中心となり4年次生へのエールを寄せ書きしたものです。写真だけですと分かりにくいですが、実は、寄せ書きは南向きに設置されています。さらに、寄せ書きの台紙は風船になっています。学生に尋ねたところ「南向きは縁起が良い」「台紙は桜にしようと思ったけど桜は散ってしまうから上昇を祈念して風船にした」と明確な意図が聞かれました。「意図・留意点」を大切にしながら実習に臨んでいるので、きっと、その考え方が生活にも溶け込んでいるのでしょうね。4年次生、自分を信じて頑張れ!
新年早々の雪。学生は無事に帰宅できたのだろうかと心配しながら学校に来たところ、なんと、玄関前に雪だるまが!雪の中、1年生が一生懸命作っていたとのこと。そして、バスケットゴールの周りには足跡が多数!こちらは、学生対決雪合戦の時にできた足跡とのこと。寒い1日でしたが、その時その瞬間を精一杯大切にしながら学生生活を送っている学生が当校には大勢集っているのだなと感じました。
当校の科目の特徴の1つである「ナラティブ」は臨地実習をとおして学生が「内省」し「自分の気づき」を論理的思考で客観的かつ冷静に振り返り、自分自身を問い直し続け成長していくことを願い組み立てました。
4年次生は1年次からのナラティブで深めてきた看護に対する熱い思いを語っていました。後輩たちは、個々に興味関心のある演題ブースを回り、4年次生のプレゼンテーションを真剣に聴いていました。質問コーナーでは後輩たちが4年次生へ実習だけでなく学校生活のことなどを質問していました。コロナ禍で他学年との交流が少なかったこともあり、良い交流の機会となりました。
当校の教育課程は独自の7領域で構成されており、その一つである「看護を創造し探求する領域」という領域で「ケアリング論」「ナラティブ」「研究方法論」「研究の実際」「テーマ別看護実習」の科目を学び看護を探求していきます。写真は先日行われた4年次生の「研究の実際」の発表会の場面です(ソーシャルディスタンスを保ちながらの発表会)。この発表会では「テーマ別看護実習」で明らかになった看護について論文にまとめ、発表会に臨みます。集録は、学生・教員が一丸となって作成しました。
3年次の選択必修科目です。華道・書道・茶道から選択します。
日本の文化、芸術を学ぶことにより、心のあり方や、生活との関連について考え、価値観・道徳観、もてなしの心を学ぶと共に、礼法を身に着けます。さらに伝統芸術に触れることで心を静め感性を磨きます。
2名の講師が丁寧に教えてくださいます。学生たちは毎回どんな花を活けるのか楽しみにしています。集中して真剣にお花を活けていますね。
2名の講師が丁寧に教えてくださいます。久しぶりに書くという学生も多いですが、自由にのびのびと書いています。最後には、学内に展示する作品を書きます。
3名の講師が丁寧に教えてくださいます。コロナ禍で感染対策を工夫し、マスクを外さずお茶室から広いスペースの教室に変更し、お作法を学んでいます。
今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策により、臨地実習と学内実習を織り交ぜながら展開しています。自宅を再現した在宅実習用の実習室で、外部から模擬患者さんを招き、実際の在宅実習での関わり方を体験しているところです。場面展開の後、グループで振り返り、模擬患者さんからも感想を頂くなど充実した学びとなっています。地域・在宅看護論の実習が充実していることは本校のカリキュラムの特徴の一つです。
令和5年10月20日に聖火継承式が行われました。
この行事は、2年次生が自ら進む看護の道をみつめ、その決意を新たにすることを目的として行われています。今年度は新型コロナウイルス感染症の感染予防対策に努めながら、3年ぶりとなる平塚中央公民館で開催することができました。
厳かな雰囲気の中、ナイチンゲール像の手元に灯された聖火を学校長がもつ燭台に灯し、呼名された学生たち75名はその聖火を譲り受けました。
ナイチンゲールの精神を受け継ぎ、改めて看護の道を歩む決意を、仲間たちと胸に刻みました。
誓いの言葉
私たちは看護の道を歩み始めました
看護師になる夢を叶えるために、患者さんとその家族に寄り添い、思いやる心と笑顔を大切にし、努力し続けることを忘れず、仲間と協力しながら学びを深め、患者さんに安心・信頼してもらえる看護師を目指すことをこの灯(ともしび)に誓います
卒業年度 |
令和5年度 |
---|---|
卒業生数 |
82 |
国家試験合格率 |
100%(全国93.2%) |
県内実習病院 |
51 |
県内県立病院 |
10 |
県内その他の病院 |
19 |
県外の病院 |
0 |
進学等 |
2 |
担当の教員が中心となって、計画的な学習支援を行い、合格に向けた実力を着実に養成します。
卒業後は県立病院・実習病院・県内の公立病院などに就職するほか、進学(助産師学校養成所)する学生がいます。
このページの所管所属は 平塚看護大学校です。