更新日:2024年8月15日

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筋電義手普及への取組

 神奈川県では、神奈川リハビリテーション病院に「未来筋電義手センター」及び「筋電義手バンク」を設置し、寄付を活用して筋電義手の普及促進に取り組んでいます。

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新着情報

2024年8月2日 NHKニュースウオッチ9で筋電義手バンクの取組みが紹介されました。

2023年12月1日 「県のたより」12月号で筋電義手バンクが紹介されました。

2023年11月7日 筋電義手の訓練をされているお子様とそのご家族へのインタビュー記事が「たまひよONLINE」に掲載されました。

2023年8月24日 林家楽一さんと楽三郎さんが神奈川リハビリテーション病院を訪問されました

筋電義手が広く一般に認知され、だれもが使える社会を目指して

筋電義手とは

 「筋電義手」とは腕の筋肉から発生するわずかな電流に反応し、自分の意思で手の部分を動かすことができる義手です。従来の義手よりも物を掴む力が強く、自然な外見であることが特徴です。

 幼児期から筋電義手の使い方を身につけることで、進学先や就職先など様々な可能性が広がり、生まれつき腕のない方や、障害のある方がより豊かな生活を送ることにもつながります。

 実際に利用されている方からは、「自分ではどうせできないと思っていることができるようになった」、「世界が広がった」という声も上がっており、先天的に腕のないお子さんをお持ちの方からも大きな期待が寄せられています。

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筋電義手バンクについて

 筋電義手を使いこなせるようになるには一定の訓練が必要ですが、訓練用の義手は1台約150万円と高額で、乳幼児の場合は、成長に合わせて義手の作り替えも必要です。

 こうした状況から日本では筋電義手があまり普及していませんが、それでも、筋電義手を必要とする方が多くいることから、令和4年度に「筋電義手バンク」を設置し、寄付金を活用しながら普及促進に取り組んでいくこととしました。

 皆様からのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)

 神奈川リハビリテーション病院内の「かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)」において、平成29年度から筋電義手を利用した訓練を行ってきました。

 令和3年度には小児から成人まで幅広い世代に筋電義手を普及させるため、同病院に「未来筋電義手センター」を開設し、リハビリ訓練の充実を図りました。

 筋電義手の訓練についてのご相談は、神奈川リハビリテーション病院・総合相談室(TEL:046-249-2612)までお問合せください。

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寄付受入状況

寄付年度 寄付金額
令和4年度 15,143,497円
令和5年度 32,355,457円

なお、お振込みいただいてから、入金が確認できるまでに、お時間をいただいております。
実績の金額は入金が確認できたものになります。

 

寄付の方法 動画で分かる筋電義手

 

寄付金の使い道 ご寄付への返礼

 

主な出来事 お問合せ先

健康医療局県立病院課

調整グループ 電話:045-210-5043

かながわ筋電義手バンク リーフレットなど

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リーフレット(PDF:864KB)

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県のたより8面(令和4年12月号)(PDF:537KB)

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県のたより1~3面(令和5年12月号)(PDF:1,044KB)

動画で分かる筋電義手

夢をつかむ筋電義手

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 フリーアナウンサーの鷲見 玲奈さんと筋電義手を使用する少女との会話や訓練の様子をとおして、筋電義手の概要や神奈川県の取組について紹介しています。

 また、3分版では鷲見 玲奈さんが筋電義手を使用する少女や関係者へのインタビューを通して、筋電義手について掘り下げ、筋電義手が持つ大きな可能性や普及にあたっての課題、神奈川県の取組について紹介しています。

動画3分版

動画30秒版

動画15秒版

筋電義手~新しい手で夢をかなえる~

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 筋電義手の特徴や仕組みについてご紹介するとともに、実際に筋電義手ユーザーの方が使っている様子やインタビューについてもお届けしています。

動画(約4分)

皆さまからいただいた寄付金は、次の事業に活用させていただきます

乳幼児用義手の購入

乳幼児の場合は始めに装飾用義手などで義手の装着や両手での動作に慣れてから筋電義手の訓練を開始します。
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訓練用筋電義手の購入

筋電義手を使いこなせるようになるには一定期間の訓練が必要であるため、購入した筋電義手を訓練用に貸し出しています。

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筋電義手の修理・部品交換

訓練用に貸し出した筋電義手は日常生活において使用する中で不具合が生じたり、部品が消耗していくため、必要に応じて修理や部品の交換をしています。

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ご寄付いただいた方への返礼

ご寄付いただいた個人・企業・団体の皆様に感謝の気持ちをお伝えするため、次のとおりご用意させていただきました。

お礼の品

神奈川県内各地の魅力を、実際に体験していただけるお礼の品を用意しています。
ふるさと納税を通じて、是非神奈川県へお越しください!
※神奈川県内にお住まいの方への返礼品送付は行っておりません。

ふるさとチョイスの返礼品紹介のページ

返礼の詳しい内容の問合せ先(観光企画課のホームページ)

知事感謝状の贈呈

30万円以上のご寄付をいただいた方が対象です。
100万円以上のご寄付をいただいた方で希望される方は、知事と面会し感謝状の贈呈を行います。
※納付書・ふるさとチョイス以外の方法での寄付で感謝状を希望される場合は、県立病院課調整グループ(045-210-5043)にご連絡ください。

筋電義手バンク~Archives~

2023年

8月24日  落語家の林家楽一さんと楽三郎さんが神奈川リハビリテーション病院を訪問されました。即興で「紙切り」をご披露していただき、筋電義手を訓練中の患者さんとの楽しい交流会となりました。

神奈川リハビリテーション病院の紹介ページ

林家楽一さんの公式ホームページ

11月7日、8日

 神奈川リハビリテーション病院で筋電義手の訓練をされているお子様とそのご家族へのインタビュー記事が「たまひよONLINE」に全2回シリーズで掲載されました。

たまひよONLINEの記事ページ(第1回)

たまひよONLINEの記事ページ(第2回)

12月1日

 「県のたより」12月で筋電義手バンクが紹介されました。12月は寄付月間として寄付について知っていただく取組みを進めています。皆様からのあたたかいご支援をよろしくお願いします。

「県のたより12月号」のページ

 

2024年

8月2日  NHKニュースウオッチ9にてふるさと納税の使い道の一つとして筋電義手バンクが紹介され、訓練をされているお子様とご家族のインタビューが放送されました。

「NHK NEWS WEB」のページ

リンク

「かながわ筋電義手バンク」への寄付方法

神奈川リハビリテーション病院のホームページ(別ウィンドウで開きます)

かながわリハビリロボットクリニック(KRRC)のホームページ(別ウィンドウで開きます)

このページに関するお問い合わせ先

健康医療局 保健医療部県立病院課

健康医療局保健医療部県立病院課へのお問い合わせフォーム

調整グループ

電話:045-210-5043

内線:5043

ファクシミリ:045-285-9002

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部県立病院課です。