【報告】令和6年度「ジェンダー平等×ミライガイダンス」@鎌倉女学院中学校
鎌倉女学院中学校で実施した「ジェンダー平等×ミライガイダンス」の報告です。
鎌倉女学院中学校でジェンダー平等×ミライガイダンスを実施しました。
日程 |
令和6年7月18日(木曜日)14時05分から15時55分 |
内容
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<講師>
○「D&Iかながわメンバーズ」企業等から派遣
東海林 由巳子 氏
・株式会社ファンケル 総合研究所 基盤技術研究センター 皮膚科学第一グループ
【講義資料】
「私と研究~理系の道に進むまで~」(PDF:1,017KB)
○NPO法人日本女性技術者科学者ネットワーク(JNWES)から派遣
杉山 尚美 氏
・株式会社東芝 生産技術センター 業務プロセス変革推進領域 モノづくり変革推進部 上席研究員
【講義資料】
「私の仕事紹介~モノづくり生産技術者への道~」(PDF:2,744KB)
※講師の資料は、かなテラス「資料・交流コーナー」でも閲覧することができます。
「資料・交流コーナー」の詳細はこちら
<概要>
- 進路学習の一環として実施しました。
- 教室での対面形式で講義をしていただきました。
- 株式会社ファンケルの東海林様からは、「私と研究~理系の道に進むまで~」をテーマにお話しいただきました。前半は、簡単なファンケルの事業概要、「研究」には理系研究だけではなく文系研究もあること、その中でファンケルはどのような研究を進めているのかについてお話しいただきました。後半は、東海林様が中学生のころからどのように進路について考え、実現していったのかをお話しいただきました。最後に、「今、皆さんがやっておいた方がいいと思うこと」として、「将来について考えてみよう」「自分の得意を見つけよう」「常に“なぜ”を考えよう」「勉強・遊びを全力でやろう」というメッセージを伝えました。
- 株式会社東芝の杉山様からは、「私の仕事紹介~モノづくり生産技術者への道~」をテーマにお話しいただきました。前半は、東芝の事業がどのように私たちの生活に結び付いているのか、また、その中で杉山様の具体的な仕事内容として「モノづくり現場の課題解決」をあげ、その方法についてクッキー工場の例を用いて説明していただきました。後半では杉山様の小中学生時代の将来の夢や、「人間工学」「経営工学」に興味を持ったきっかけについてお話しいただきました。最後に、これから進路選択をする中学生に対して、「自分の興味を見つけよう」「体験を大切にしよう」「チャレンジ精神を持とう」「基礎学力を身につけよう」「長期的な視野を持とう」 というメッセージを伝えました。
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対象 |
鎌倉女学院中学校 2年生 136人 |
会場 |
鎌倉女学院中学校 大教室 |
参加者の声 |
【講座終了後の生徒アンケートより抜粋、一部加工。】
- 理系はすごく難しいという印象が強かったけれど、お二人の話を聞いて、楽しく仕事ができると知って、理系に少し興味を持ちました。中学の基礎が大事だということなので、今から勉強をしっかり頑張りたいです。
- 父の職業が理工系分野のため、理工系の仕事は男性のやることだと勝手に思っていましたが、理工系で活躍する女性の生き生きとしたお話を聞くことができて、印象が変わりました。
- 私は将来、化粧品関連の仕事に就きたいと思っていたけれど、理系ではないので諦めていました。今日のお話を聞いて、諦めずに夢を目指してみようと思えました。
- 元々理系が好きで、将来もエンジニア関連の職業に就職したいと思っていたのですが、同じクラスにエンジニア関連に興味を持つ人が見当たらず、少し不安を感じていました。しかし、今回の講演で実際に活躍している人の話を聞いて、自分はこれでも良いのだと自信が持てるようになりました。
- 女性は文系の割合が高くなってしまうけれど、この話を聞いて理系に進む勇気や有益な情報を得ることができたと思います。自分の夢をもって、自立することにとても憧れを感じました。
- 今まで夢が決まっていないことが少し不安だったけれど、今日の講演で「自分の強みが仕事になる」ということを学んだので、これからはしっかり勉強して、自分の強みを見つけたいです。
- 考えること、体験することの大切さを知ることができ、そのためには勉強が必要だと分かったので、日々頑張らなければと考えが変わりました。良い体験ができたと思いました。
- 今日の講演を聞いて、自分が一番得意なこと、興味のあることを探すことが大切だと感じました。今日の講演を聞き、夢へのモチベーションが上がりました。
- 性別に関わらず、自分のやりたいこと、興味のあったことを仕事にしているのがとてもいい生き方だと思いました。固定観念にとらわれない生き方が参考になりました。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |