【報告】令和2年度「理工系キャリア支援講座」@藤沢市立秋葉台中学校
理工系キャリア支援講座(理工系女子促進、出前講座、進路学習)
藤沢市立秋葉台中学校で理工系キャリア支援講座を実施しました。
日程 |
令和2年10月1日(木曜日)13時00分から14時00分 |
内容
(講師・概要) |
<講師>
○かながわ女性の活躍応援団から派遣
富士通株式会社 社会基盤システム事業本部 傳田 京美 氏
講義資料:理工系キャリア支援講座(PDF:1,109KB)
○NPO法人日本女性技術者科学者ネットワーク(JNWES)から派遣
キャタピラージャパン合同会社 油圧ショベル開発本部 技術管理部
次長 石田 あずさ 氏
講義資料(資料名のみ):かなテラス理工系支援事業「秋葉台中学校のみなさんへ」
※講師の資料は、かなテラス「資料・交流コーナー」でも閲覧することができます。
「資料・交流コーナー」の詳細はこちら
<概要>
・新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった「職場体験」に代わり、進路学習の一環として実施されました。
・講座はオンライン会議ツール「Webex」で実施する予定でしたが、一部PCが接続していたネットワーク環境の関係により、スピーカーフォンを利用してのリモート講義に切り替え実施しました。しかし、最後の質疑応答では、電話を通して講師と生徒が直接コミュニケーションを取ることができる等、対面式ではなくとも有意義な時間にすることができました。
・富士通株式会社の傳田氏は、自身の学生時代のお話を交え、中学生活や高校生活を送る上でのアドバイスをしてくださいました。また、現在の仕事と関連させながら、理系科目を学ぶことの大切さやメリットについて話をしてくださいました。
・キャタピラージャパン合同会社の石田氏は、現在の仕事内容の説明をしながら、ものづくりの楽しさについて話をしてくださいました。資料の中にあった油圧ショベル等の迫力ある写真が、生徒の興味を引いていました。
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対象 |
藤沢市立秋葉台中学校 2年生 114人 |
会場 |
藤沢市立秋葉台中学校 体育館 |
参加者の声 |
【講座終了後のアンケートより抜粋。一部加工】
- 理系はすごく頭のいい人のイメージだったけど、高校時代に勉強が苦手だった時期があると聞いてすごく驚いた。逃げてもいいとか、受験勉強に負けないでと言われたのが印象に残った。
- 今回、理系で女性の方というのもあり、とても近い感覚で話を聞くことができました。こうやって今就職している企業も昔から決めていたわけではないと知って、まだ今は1つに決めなくてもいいのかと考えることができ、とても参考になりました。
- インターネットでの情報では分からない大変さややりがいを知れて、おもしろかったし興味がわいた。どんな仕事にも、やりがいを感じる時があると知り、自分の将来もやりがいを感じる時が来るよう、今から始められることを始めていきたい。
- 人生は楽しいことだけではなくて、つらいことや悲しいこともたくさんあることが分かりました。これから自分もつらいことがあると思うけど、がんばってのりこえていこうと思いました。
- 今でこれからの人生が決まるわけじゃないと分かってホッとしました。あせりすぎないで、コツコツ努力していきたいと思います。
- 私は将来看護師になるということが夢で、この講演を聞き、勉強をもっと頑張って、私が二人を尊敬したみたいに、自分も尊敬される人になりたいと改めて思いました。私は理工系分野の印象が良くなったし、お二人の働いているところや業務内容のお話をしてもらってとても興味をもちました。私も大人になったら二人に感謝されるようなすごいものをつくります。
- 来年から受験生になる私たちにとってはすごくためになる言葉がたくさんありました。結果的に、「何をするにもまず努力することが大切」だと思いました。どんなにやる気があっても結論として「実力」がなければ夢をつかむことはできないので、私もまずは勉強から頑張ってみたいです。
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主催 |
かなテラス(神奈川県立かながわ男女共同参画センター) |