工業生産指数月報　令和6年8月分(速報)
生産指数は前月比マイナス1.2％と5か月連続して低下

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は99.4で前月比1.2％低下し、5か月連続して低下した。全国の製造工業指数（同）は99.8で前月比3.2％低下した。また、原指数は92.1で前年同月比14.3％低下し、5か月連続して低下した。
業種別にみると、自動車用照明器具や開閉制御装置などが減少した電気機械工業（前月比18.1％低下）や、医薬品などが減少した化学工業（同2.5％低下）など11業種が低下した。
また、外部記憶装置などが増加した情報通信機械工業（前月比25.7％上昇）など9業種が上昇した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は97.3で前月比2.8％低下し、5か月連続して低下した。また、原指数は91.4で前年同月比13.0％低下し、5か月連続して低下した。
業種別にみると、自動車用照明器具や開閉制御装置などが減少した電気機械工業（前月比14.9％低下）や、大型バスなどが減少した輸送機械工業（同3.4％低下）など10業種が低下した。
また、外部記憶装置などが増加した情報通信機械工業（前月比27.8％上昇）など10業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、生産財、非耐久消費財、耐久消費財、資本財、建設財とも低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は92.8で前月比3.5％低下し、2か月連続して低下した。また、原指数は94.2で前年同月比12.0％低下し、15か月連続して低下した。
業種別にみると、リチウムイオン蓄電池や換気扇が減少した電気機械工業（前月比13.8％低下）や、合成洗剤などが減少した化学工業（同3.5％低下）など12業種が低下した。
また、普通トラックなどが増加した輸送機械工業（前月比4.6％上昇）など5業種が上昇した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

　

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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