令和3(2021)年度神奈川県県民経済計算
神奈川県の名目県内総生産（県版GDP）は35兆2878億円

名目県内総生産は35兆2878億円

令和3年度の神奈川県の名目県内総生産は、チリやフィンランドの国内総生産（GDP）に匹敵します。

 

名目経済成長率、実質経済成長率はともに3.7％

令和3年度の経済成長率は、名目・実質ともに3年ぶりのプラスとなりました。

神奈川県の経済成長率の推移
　

 

令和3年度神奈川県県民経済計算の概要

県民経済計算は、本県における1年間の経済活動を、「生産」「分配」「支出」の三つの面から明らかにすることにより、県経済の規模や成長率、県民の所得水準、さらには県内の産業構造等を計量的にとらえ、県経済の実態を総合的、体系的に把握しようとするもので、GDP統計と呼ばれる国民経済計算の県版に当たるものです。

 

項目		実額	対前年度増減率	備考
生産面	名目県内総生産	35兆2878億円	3.7％	県総人口　：　923.6万人 （令和3年10月1日現在） 県内就業者数：　424.4万人 県民就業者数：　497.9万人
	実質県内総生産	34兆6338億円	3.7%
分配面	県民所得	29兆5440億円	4.4%
	1人当たり県民所得	319万9千円	4.4%
支出面	名目県内総生産	35兆2878億円	3.7%
	名目県民総所得	42兆407億円	4.7%
名目県内総生産の米ドル換算額		3140億ドル		チリ　3166億ドル フィンランド　2968億ドル

 

1. 生産面について、名目県内総生産は35兆2878億円となり、前年度に比べて3.7％増加しました。物価変動の影響を除いた実質県内総生産は前年度に比べて3.7％増加しました。
2. 分配面について、県民所得は29兆5440億円となり、前年度に比べて4.4％増加しました。県民所得を県の総人口で割った一人当たり県民所得は319万9千円となり、前年度に比べて4.4％増加しました。県民所得は、個人の所得水準を表すものではなく、企業の所得などを含みます。
3. 支出面について、名目県内総生産に県外からの所得の受払い（県内在住者が県外で勤務することにより得る報酬など）を加えた名目県民総所得は42兆407億円となり、前年度に比べて4.7％増加しました。
4. 国際比較について、令和3年度の名目県内総生産を米ドルに換算すると3140億ドルとなります。この額はチリ（3166億ドル）やフィンランド（2968億ドル）の国内総生産(GDP)に匹敵します。なお、為替レートは1ドル＝112.36円（令和3年度平均値）で計算しており、チリ、フィンランドの金額はともに令和3(2021)年暦年値です。

 

詳しくはこちらのウェブサイトを御覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc20/sna/top.html

 

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