工業生産指数月報　令和6年11月分(速報)
生産指数は前月比11.7％と2か月ぶりに上昇

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は124.3で前月比11.7％上昇し、2か月ぶりに上昇した。全国の製造工業指数（同）は101.7で前月比2.3％低下した。また、原指数は124.2で前年同月比11.4％上昇し、3か月連続して上昇した。
業種別にみると、半導体製造装置や金型などが増加した生産用機械工業（前月比133.4％上昇）や、無線応用装置などが増加した情報通信機械工業（同34.4％上昇）など11業種が上昇した。
また、医薬品などが減少した化学工業（前月比11.3％低下）など9業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は116.4で前月比11.6％上昇し、2か月ぶりに上昇した。また、原指数は115.1で前年同月比5.9％上昇し、8か月ぶりに上昇した。
業種別にみると、半導体製造装置や金型などが増加した生産用機械工業（前月比141.9％上昇）や、無線応用装置などが増加した情報通信機械工業（同39.6％上昇）など6業種が上昇した。
また、医薬品などが減少した化学工業（前月比6.9％低下）など13業種が低下した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、耐久消費財が上昇し、生産財、非耐久消費財、建設財が低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は96.9で前月比0.2％上昇し、2か月連続して上昇した。また、原指数は101.4で前年同月比0.6％低下し、18か月連続して低下した。
業種別にみると、リチウムイオン蓄電池や換気扇が増加した電気機械工業（前月比15.2％上昇）や、合成洗剤などが増加した化学工業（同2.3％上昇）など12業種が上昇した。
また、普通トラックなどが減少した輸送機械工業（前月比13.5％低下）など5業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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