工業生産指数月報　令和6年2月分(速報)
生産指数は前月比6.7％と2か月ぶりに上昇

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は107.8で前月比6.7％上昇し、2か月ぶりに上昇した。全国の製造工業指数（同）は97.9で前月比0.1％低下した。また、原指数は103.7で前年同月比1.0％低下し、2か月連続して低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが増加した生産用機械工業（前月比77.5％上昇）や、外部記憶装置などが増加した情報通信機械工業（同46.2％上昇）など12業種が上昇した。
また、医薬品などが減少した化学工業（前月比9.6％低下）など8業種が低下した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は102.8で前月比4.0％上昇し、2か月ぶりに上昇した。また、原指数は102.0で前年同月比4.8％低下し、8か月連続して低下した。
業種別にみると、プラスチック加工機械やフラットパネル・ディスプレイ製造装置などが増加した生産用機械工業（前月比68.2％上昇）や、外部記憶装置などが増加した情報通信機械工業（同42.6％上昇）など10業種が上昇した。
また、普通トラックなどが減少した輸送機械工業（前月比8.9％低下）など10業種が低下した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、生産財が上昇し、非耐久消費財、耐久消費財、建設財が低下した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は95.7で前月比1.2％上昇し、2か月連続して上昇した。また、原指数は97.9で前年同月比11.2％低下し、9か月連続して低下した。
業種別にみると、小型乗用車や普通トラックなどが増加した輸送機械工業（前月比10.1％上昇）や、レーザダイオードが増加した電子部品・デバイス工業（同23.2％上昇）など9業種が上昇した。
また、リチウムイオン蓄電池などが減少した電気機械工業（前月比9.4％低下）など8業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

　

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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