工業生産指数月報　令和5年11月分(速報)
生産指数は前月比マイナス3.1％と2か月ぶりに低下

季節調整済指数及び原指数　（平成27年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は91.0で前月比3.1％低下し、2か月ぶりに低下した。全国の製造工業指数（同）は104.2で前月比1.3％低下した。また、原指数は95.1で前年同月比5.4％低下し、4か月連続して低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが減少した生産用機械工業（前月比22.2％低下）や、普通乗用車などが減少した輸送機械工業（同2.6％低下）など12業種が低下した。
また、交流発電機などが増加した電気機械工業（前月比22.8％上昇）など8業種が上昇した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は86.8で前月比1.5％低下し、2か月ぶりに低下した。また、原指数は87.5で前年同月比5.6％低下し、5か月連続して低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが減少した生産用機械工業（前月比18.6％低下）や、安全ガラスなどが減少した窯業・土石製品工業（同6.9％低下）など8業種が低下した。
また、小型乗用車などが増加した輸送機械工業（前月比1.4％上昇）など12業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、非耐久消費財が低下し、耐久消費財、建設財、生産財が上昇した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は105.3で前月比0.8％低下し、3か月連続して低下した。また、原指数は110.3で前年同月比9.9％低下し、6か月連続して低下した。
業種別にみると、普通トラックや小型乗用車などが減少した輸送機械工業（前月比10.9％低下）や、灯油などが減少した石油・石炭製品工業（同7.4％低下）など10業種が低下した。
また、リチウムイオン蓄電池などが増加した電気機械工業（前月比17.7％上昇）など8業種が上昇した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

　

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（平成27年＝100）して示したものです。
（注記）全国の指数については新基準（令和2年＝100）で掲載しています。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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