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更新日:2024年12月18日

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工業生産指数月報 令和6年10月分(速報)
生産指数は前月比マイナス2.2%と2か月ぶりに低下

2024年12月18日
記者発表資料

生産指数(季節調整済指数)は111.2で前月比2.2%低下し、2か月ぶりに低下した。
前年同月比(原指数)では1.9%上昇し、2か月連続して上昇した。
出荷指数(季節調整済指数)は104.3で前月比3.2%低下し、2か月ぶりに低下した。
在庫指数(同)は96.7で前月比6.1%上昇し、4か月ぶりに上昇した。

季節調整済指数及び原指数 (令和2年=100)

原指数及び季節調整済指数

工業生産指数の推移

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数(季節調整済指数)は111.2で前月比2.2%低下し、2か月ぶりに低下した。全国の製造工業指数(同)は104.3で前月比3.0%上昇した。また、原指数は109.5で前年同月比1.9%上昇し、2か月連続して上昇した。
業種別にみると、半導体製造装置や個装・内装機械などが減少した生産用機械工業(前月比18.9%低下)や、無線応用装置などが減少した情報通信機械工業(同16.5%低下)など11業種が低下した。
また、医薬品などが増加した化学工業(前月比5.6%上昇)など9業種が上昇した。

出荷

出荷指数(季節調整済指数)は104.3で前月比3.2%低下し、2か月ぶりに低下した。また、原指数は104.5で前年同月比2.6%低下し、7か月連続して低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やフラットパネル・ディスプレイ製造装置などが減少した生産用機械工業(前月比17.9%低下)や、無線応用装置などが減少した情報通信機械工業(同20.8%低下)など11業種が低下した。
また、医薬品などが増加した化学工業(前月比4.5%上昇)など9業種が上昇した。
特殊分類別(財別)にみると、資本財、生産財、耐久消費財が低下し、非耐久消費財、建設財が上昇した。

在庫

在庫指数(季節調整済指数)は96.7で前月比6.1%上昇し、4か月ぶりに上昇した。また、原指数は96.6で前年同月比3.6%低下し、17か月連続して低下した。
業種別にみると、普通トラックや大型バスなどが増加した輸送機械工業(前月比25.4%上昇)や、灯油などが増加した石油・石炭製品工業(同16.4%上昇)など12業種が上昇した。
また、汎用内燃機関などが減少した汎用機械工業(前月比3.4%低下)など5業種が低下した。

工業生産指数 対前年同月比の推移

対前年同月比の推移

 

主要4業種 工業生産指数の推移

主要4業種の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化(令和2年=100)して示したものです。
詳しくは、Webサイト
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html)をご覧ください。

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企画分析課長 広瀬
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