工業生産指数月報　令和7年1月分(速報)
生産指数は前月比マイナス12.5％と2か月連続して低下

季節調整済指数及び原指数　（令和2年＝100）

工業生産指数の推移

概要

生産

生産指数（季節調整済指数）は103.4で前月比12.5％低下し、2か月連続して低下した。全国の製造工業指数（同）は100.6で前月比1.0％低下した。また、原指数は97.4で前年同月比0.5％上昇し、5か月連続して上昇した。
業種別にみると、半導体製造装置やプラスチック加工機械などが減少した生産用機械工業（前月比56.4％低下）や、無線応用装置などが減少した情報通信機械工業（同36.4％低下）など13業種が低下した。
また、ビール・発泡酒などが増加した食料品・飲料工業（前月比4.6％上昇）など7業種が上昇した。

出荷

出荷指数（季節調整済指数）は97.2で前月比14.7％低下し、2か月連続して低下した。また、原指数は92.7で前年同月比3.1％低下し、3か月ぶりに低下した。
業種別にみると、半導体製造装置やマシニングセンタなどが減少した生産用機械工業（前月比58.7％低下）や、無線応用装置などが減少した情報通信機械工業（同41.5％低下）など15業種が低下した。
また、医薬品などが増加した化学工業（前月比6.9％上昇）など5業種が上昇した。
特殊分類別（財別）にみると、資本財、生産財、耐久消費財が低下し、非耐久消費財、建設財が上昇した。

在庫

在庫指数（季節調整済指数）は100.7で前月比3.8％上昇し、2か月連続して上昇した。また、原指数は103.8で前年同月比5.9％上昇し、2か月連続して上昇した。
業種別にみると、普通トラックや大型バスなどが増加した輸送機械工業（前月比35.9％上昇）や、レーザダイオードなどが増加した電子部品・デバイス工業（同47.7％上昇）など5業種が上昇した。
また、合成洗剤などが減少した化学工業（前月比6.0％低下）など12業種が低下した。

工業生産指数　対前年同月比の推移

 

主要4業種　工業生産指数の推移

工業生産指数について

工業生産指数は、経済産業省生産動態統計調査・神奈川県工業生産統計調査等の結果に基づき、経済産業省及び本県の指定する品目の、毎月末現在における生産・出荷及び在庫の数量等を把握し、工業生産活動の推移を指数化（令和2年＝100）して示したものです。
詳しくは、Webサイト
（https://www.pref.kanagawa.jp/docs/x6z/tc50/kogyo/shisuu/shisumonthly.html）をご覧ください。

問合せ先

政策局統計センター

企画分析課長　広瀬
電話045-312-1121　内線2520

 

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