ホーム > 電子県庁・県政運営・県勢 > 県域・県勢情報 > 総合統計・家計調査・物価調査 > 神奈川県県民経済計算 > 令和4(2022)年度神奈川県県民経済計算の概要
更新日：2025年2月28日
ここから本文です。
令和4(2022)年度神奈川県県民経済計算の概要
令和4(2022)年度神奈川県県民経済計算の概要について掲載しています。
GDP統計と呼ばれる国民経済計算の神奈川県版に当たる県民経済計算を作成しました。県民経済計算は県経済の規模や成長率、県民の所得水準等を把握できる統計です。
今回の神奈川県県民経済計算では、令和4年度の経済成長率は、名目は0.6％減少、実質は0.9％増加となりました。これは、令和4年度の神奈川県の経済活動水準が、名目値では前年度を下回り、実質値では前年度を上回ったことを示すものです。
名目県内総生産は35兆1594億円
令和4年度の名目県内総生産は、フィンランドやポルトガルの国内総生産（GDP）に匹敵します。
名目経済成長率は0.6％減少、実質経済成長率は0.9％増加
令和4年度の経済成長率は、名目は2年ぶりのマイナス、実質は2年連続のプラスとなりました。
名目経済成長率は県内総生産の名目値の対前年度増減率であり、実質経済成長率は実質値の対前年度増減率です。
実質値は名目値から物価変動の影響を除いたもので、実質経済成長率は経済の実質的な伸びをみる場合に用いられます。
神奈川県の経済成長率の推移
令和4年度県民経済計算の概要
県民経済計算は、本県における1年間の経済活動を、「生産」「分配」「支出」の三つの面から明らかにすることにより、県経済の規模や成長率、県民の所得水準、さらには県内の産業構造等を計量的にとらえ、県経済の実態を総合的、体系的に把握しようとするもので、GDP統計と呼ばれる国民経済計算の県版に当たるものです。
令和4年度神奈川県県民経済計算の概要
|
項目 |
実額 |
対前年度増減率 |
備考 |
|
|---|---|---|---|---|
| 生産面 | 名目県内総生産 | 35兆1594億円 | 0.6%減少 |
県総人口：923.2万人
|
| 実質県内総生産 | 34兆9783億円 | 0.9%増加 | ||
| 分配面 | 県民所得 | 29兆3635億円 | 1.1％減少 | |
| 一人当たり県民所得 | 318万円 | 1.1%減少 | ||
| 支出面 | 名目県内総生産 | 35兆1594億円 | 0.6%減少 | |
| 名目県民総所得 | 42兆4222億円 | 0.3%増加 | ||
| 名目県内総生産の米ドル換算額 | 2597億ドル |
フィンランド 2819億ドル |
||
- 生産面
名目県内総生産は35兆1594億円となり、前年度に比べて0.6％減少しました。
物価変動の影響を除いた実質県内総生産は前年度に比べて0.9％増加しました。
- 分配面
県民所得は29兆3635億円となり、前年度に比べて1.1％減少しました。
県民所得を県の総人口で割った一人当たり県民所得は318万円となり、前年度に比べて1.1％減少しました。
なお、県民所得は、個人の所得水準のみを表すものではなく、企業の所得なども含みます。
- 支出面
名目県内総生産に県外からの所得の受払い（県内在住者が県外で勤務することにより得る報酬など）を加えた名目県民総所得は42兆4222億円となり、前年度に比べて0.3％増加しました。
- 国際比較
令和4年度の名目県内総生産を米ドルに換算すると2597億ドルとなります。この額はフィンランド（2819億ドル）やポルトガル（2552億ドル）の国内総生産(GDP)に匹敵します。
なお、為替レートは1ドル＝135.40円（令和4年度平均値）で計算しており、フィンランド、ポルトガルの金額はともに令和4(2022)年暦年値です。
利用上の注意
- 推計方法の改善や最新の基礎資料を用いて平成23年度までさかのぼって改訂していますので、「令和4年度神奈川県県民経済計算」をご覧ください。
このページに関するお問い合わせ先
このページの所管所属は 統計センターです。