更新日:2019年5月24日

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発達障がいがある人のサポート

障害のある人のサポート

まず知っておきたいこと

発達障がいのある方は、自閉症、アスペルガー症候群等の広汎性発達障がい、学習障がい(LD)、注意欠陥多動性障がい(ADHD)、その他これに類する脳機能の障がいであって、通常、低年齢において症状が発現するものです。(発達障害者支援法 第二条) 対人関係やコミュニケーションを苦手とし、生活のしづらさを抱えている方もいます。外見からはわかりにくいため、周囲から障がいについて理解されにくかったり、また、精神障がいに対する社会の誤解や偏見などから孤立感を抱えている方もいます。

周囲の配慮による環境調整や声かけによって、落ち着いて生活することができます。

発達障がいとは・・・

遠回しな言い方やあいまいな表現は理解しにくい。

相手の表情・態度やその場の雰囲気を読み取ることが苦手な方もいます。

順序立てて理論的に話すことが苦手な方もいます。

年齢相応の社会性が未熟な方もいます。

関心あることばかり一方的に話す方もいます。

注意を向けたり、集中することがむずかしい方もいます。

文字や文章を読むことができても、書くことが苦手な方もいます。

聞いて理解することができても、読むことが苦手な方もいます。

コミュニケーションのとりかたは・・・

短い文章で「ゆっくり」、「ていねいに」、「くり返し」説明します。

一度にたくさんのことを話されると混乱することがあります。内容が理解されたことを確認しながら対応します。

具体的にわかりやすく説明します。

案内板や説明資料には、漢字やふりがなをふるとともに、抽象的な言葉は避け、絵や図を使ってわかりやすく説明します。

例えば、大きさを伝えるときも、「りんごの大きさ」など具体的に表現します。

必要に応じて、落ち着いた静かな環境を提供します。

騒がしい環境では、関心がそちらにいき、言いたいことが言えない方もいます。落ち着いた環境や時間を十分に確保 

するようにします。

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害福祉課です。