初期公開日:2023年3月3日更新日:2024年3月8日
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高次脳機能障害に関する神奈川県の取組みについて、ご紹介するページです。
誰もが住み慣れた地域で自立した生活を送るためには、様々な支援機関が相互に連携し、適切なリハビリテーションサービスを提供する必要があります。
そのため、神奈川県では、平成14年に社会福祉法人神奈川総合リハビリテーション事業団を「神奈川県リハビリテーション支援センター」に指定し、同事業団が設置する「地域リハビリテーション支援センター」を中心に、専門的な視点から支援を行う体制を構築しています。
「地域リハビリテーション支援センター」では、障害者・高齢者に対する地域でのリハビリテーションを支援しています。
住み慣れた地域で豊かな生活ができるよう、相談や情報提供、訪問などの様々な支援活動を行っているほか、高次脳機能障害の正しい知識の普及・啓発を目的とした研修や事例検討会などを開催してます。
高次脳機能障害は、交通事故や病気などをきっかけとして脳の機能が著しく障害を受けることにより、記憶障害や集中力の低下、遂行機能障害など、さまざまな症状を引き起こしている状態です。
生活をするうえで欠かせない能力が障害を受けることから、日常生活に多大な障壁を与えることがあります。
□ ミスが多くなったり、新しく覚えることが、うまく出来なくなった。(記憶障害)
□ 気持ちを抑えることが、うまく出来なくなった。(感情コントロール困難)
□ 自分で出来ることを人に頼ったり、子どもっぽくなった。(退行や依存)
□ 目的を持ってものごとを遂行することが出来なくなった。(遂行機能障害)
□ 言葉がうまく出てこなかったり、うまく発音できなくなった(発語障害)
□ 障害による変化を自覚できない。(障害の認識)
□ 何事に対しても無気力になった。(自発性の低下)
□ 気が散って集中できなくなった。(注意障害)
□ 相手の気持ちを察することが、うまく出来なくなった。(対人関係)
□ こだわりが強く、気持ちが切替えられなくなった。
・・・など
《原因は高次脳機能障害かもしれません》
交通事故や病気などで脳に障害を受け、何か不自由をお感じの方、そのご家族、支援に携わる関係機関の方たちへの情報提供やご相談に応じています。
【相談窓口】
神奈川県リハビリテーション病院 総合相談室
高次脳機能障害相談支援コーディネーター
電話 046-249-2612
高次脳機能障害相談支援普及事業 支援拠点機関
社会福祉法人 神奈川県総合リハビリテーション事業団 地域リハビリテーション支援センター
お知らせ
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 福祉部障害福祉課です。