令和6年度(2024年度)神奈川県職員採用試験受験案内秋季1種試験(行政)(テキスト版) (注意)1種の正式な表記はローマ数字です。 令和6年度職員採用試験のポイント ・教養試験を廃止し、SPI3を導入。公務員試験対策をされていない民間企業志望の方等も受け易い試験です。 ・録画面接と併せ、第1次試験はオンラインで完結できます。また、第2次試験も会場集合は1回だけなので、遠方にお住まいの方も負担なく受験できます。 ・他日程の県職員採用試験とも併願ができます。ただし、他の秋季1種試験及び秋季免許資格職職員採用試験との併願はできません。 ・災害等で試験が実施できないなど緊急のお知らせは、職員採用ホームページで行います。試験実施の変更等がある場合も、同ホームページに掲載しますので、適宜、御確認ください。 ・各試験共通の注意事項や申込方法、身体の障がいなどにより受験上の配慮を希望する方への御案内等は、職員採用ホームページに掲載していますので必ず御確認ください。(https://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/jyukenannai_kyotsu) ・必ずインターネットで申し込んでください。(インターネットにより申込みができない方は、9月9日(月曜日)までに神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ(電話045-651-3245)に必ず御連絡ください。) ・申込期間は令和6年8月30日(金曜日)午前10時から9月13日(金曜日)午後5時受信分までです。第1次試験の自己PR動画(録画面接)の受付期限は令和6年9月24日(火曜日)まで、基礎能力検査(SPI3)の受検期限は令和6年10月21日(月曜日)までです。 1試験区分、採用予定人員及び職務の内容 試験区分行政、採用予定人員62人程度、職務の内容は行政機関等(知事部局、企業庁、教育委員会等)における事務です。 2受験資格 次のいずれかに該当する人で、外国籍の人も受験できます。 (1)平成6(1994)年4月2日から平成15(2003)年4月1日までに生まれた人 (2)平成15(2003)年4月2日以降に生まれた人で、学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。)を卒業又は令和7(2025)年3月までに卒業見込みの人(人事委員会が同等の資格があると認める人を含む。) ただし、次のいずれかに該当する人は、受験できません。 (1)禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わるまで又はその執行を受けることがなくなるまでの人 (2)神奈川県職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない人 (3)日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した人 (4)平成11年改正前の民法の規定による準禁治産の宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするものを除く。) 3試験の方法 ア 第1次試験は基礎能力検査、人物試験を行います。 ・基礎能力検査の方法はSPI3のテストセンター方式で、内容は言語的理解力、数量的処理力及び論理的思考力についての能力検査(大卒採用向け)です。配点は50点です。 ・人物試験の方法は録画面接による自己PR動画で、内容は人柄、性向等についての試験です。配点は、第1次試験合格者決定時は50点とし、最終合格者決定時は「特別な活動(経験)、資格等」(注釈を参照)の得点と合わせて30点満点に換算します。 イ 第2次試験は論文試験と人物試験を行います。 ・論文試験の方法は記述式で、1題必須解答で、600字程度、内容は思考力、創造力、論理力、柔軟性等についての筆記試験です。論文試験の課題は第1次試験合格通知とともにお知らせします。配点は40点、提出はe-kanagawa電子申請システムにより令和6年11月11日(月曜日)午後5時受信まで受け付けます。 ・人物試験の方法はグループワーク及び個別面接(1回)で、内容は人柄、性向等についての試験です。グループワークの課題は第1次試験合格通知とともにお知らせします。試験時間と配点はグループワーク45分、50点、個別面接1人約40分、200点です。 また、個別面接の中で、事前に示した課題について5分程度のプレゼンテーションを行います。プレゼンテーションの課題は論文試験と同一です。 (注釈)特別な活動(経験)、資格等について 特別な活動(経験)、資格等(申込時に取得済みのものに限る。)を有している人は、最終合格者決定時に自己PR動画の得点として評価します。 (ア)特別な活動(経験)、資格等の例 ・(表彰)国・地方公共団体、企業、公益法人、学会、大学等による各種表彰など ・(大会)全国的な大会・競技会における優れた成績など ・(資格・語学)海外留学による学位、高難度の国家資格、高難度の語学検定(英検、TOEIC等)など ・(社会貢献活動・地域貢献活動)JICAでの国際貢献活動、被災地ボランティアなど ・(法務・ICT・会計)国家資格、職務経験など (イ)申請方法 ・申込時にe-kanagawa電子申請システムの申込フォーム中の「特別な活動(経験)、資格等」欄で「申請する」を選び、その内容を記入してください。「特別な活動(経験)、資格等」欄に記入がない場合は評価しません。なお、申請可能な「特別な活動(経験)、資格等」は3つまでとします。 ・第2次試験人物試験日に申込時に申請した「特別な活動(経験)、資格等」を証明する書類の原本とその写しを持参し、原本は提示、写し(A4サイズ)は提出してください。原本は確認後返却します。 (注意1)人物試験日に、原本確認ができない場合や、写しが提出できない場合は、評価しません。 (注意2)A4サイズより小さい証明書類は、A4サイズの中央に入るようコピーしてください。 (注意3)A4サイズより大きい証明書類は、A4サイズに縮小してコピーしてください。 (注意4)資格や検定等において証明書類(認定証)がデジタル化されているものについては、デジタル化されている証明書類(認定証)をコピーしたものを持参してください。 (ウ)証明する書類 「証明する書類」とは、「表彰名・大会名・資格名・試験名等」、「本人の氏名」及び「順位・点数・結果等」がわかるものです。なお、試合等での団体成績の場合は、本人が出場した記録も必要になります(登録メンバー表のみでは不可。)。 証明する書類の例は次のとおり ・(表彰・大会)賞状、学会誌、スポーツ大会の公式記録、新聞、雑誌など ・(資格・語学)資格証明書、合格証明書、スコアレポートなど ・(社会貢献活動・地域貢献活動)主催団体等が発行する活動証明書・感謝状など 4試験の日時・場所・合格発表 ・第1次試験の自己PR動画(録画面接)の受付期限は令和6年9月24日(火曜日)受信までで、提出方法は試験申込後にお知らせします。 ・基礎能力検査(SPI3)の受検期限は令和6年10月21日(月曜日)までで、自己PR動画の受付期限後に受検依頼メールをお送りします。場所はテストセンターのうち、全国主要都市に設置されるリアル会場又はオンライン会場のなかから受験者が選択する会場です。 ・第2次試験の論文試験の受付期限は令和6年11月11日(月曜日)までで、e-kanagawa電子申請システムにより提出してください。 ・グループワーク及び個別面接は、令和6年11月22日(月曜日)から12月11日(水曜日)までのうちの指定する1日に行います。場所は横浜市内で、場所の詳細は第1次試験合格通知とともにお知らせします。日時は、論文試験受付期限後に職員採用ホームページに掲載します。 ・第1次試験合格者発表は令和6年11月1日(金曜日)に、最終合格者発表は令和6年12月20日(金曜日)に、いずれも職員採用ホームページで合格者の受験番号を示します。 (注意1)各受付期限までに自己PR動画又は論文試験を提出しなかった場合は、辞退したものとみなします。受付期限を過ぎて提出された自己PR動画及び論文試験は、一切採点しません。 (注意2)受検期限までに基礎能力検査を受検しなかった場合(前回受検結果を送信しない場合を含む)は、辞退したものとみなします。 (注意3)第2次試験の人物試験の参考とするため、基礎能力検査の受検前に、性格検査を実施します。パソコンやスマートフォン等から受検してください。 (注意4)第2次試験の人物試験当日、受付終了後は、受験できません。ただし、鉄道機関発行の遅延証明書の提出を条件として受験を認める場合があります。 (注意5)第2次試験の人物試験当日、所定の着席時刻に着席していない場合は、受験できません。 (注意6)合格発表については、受験者全員にe-kanagawa電子申請システムでも通知します。 (参考1)受験の流れ (1)令和6年8月30日(金曜日)から9月13日(金曜日)までにe-kanagawa電子申請システムから受験の申込を行います。 ・以後、試験に関する連絡はe-kanagawa電子申請システムに登録したメールアドレス宛に行います。 ・申込時に、申込日前6か月以内に撮影した写真データ(縦横比4対3、上半身・脱帽・正面向きの本人と確認できるもの)の提出が必要になります。 ・申込完了後、メールが届きますので必ず御確認ください。 ・申込内容の修正はできません。修正が必要な場合には、神奈川県人事委員会事務局(電話045-651-3245)に御連絡ください。 (2)令和6年9月24日(火曜日)までに自己PR動画(録画面接)を提出します。 ・試験申込後、自己PR動画の提出に必要な情報をメールでお送りします。メールは9月10日(火曜日)以降に申込日が早い人から順に通知する予定です。 ・試験に申し込んだにも関わらず9月19日(木曜日)までに自己PR動画に関するメールが届かない場合には、必ず御連絡ください。(電話045-651-3245) ・自己PR動画の課題や詳細な提出方法等については、9月10日(火曜日)に職員採用ホームページで公表します。 ・自己PR動画の撮影に必要な機材を有しておらず、動画の提出ができない方は、9月10日(火曜日)までに必ず御連絡ください。(電話045-651-3245) (3)令和6年10月21日(月曜日)までにSPI3をテストセンター方式で受検します。 ・自己PR動画を提出した方に対し、SPI3の「受検依頼メール」をお送りします。9月25日(水曜日)以降通知予定ですので、都合の良い日時に受検してください。 ・自己PR動画を提出したにもかかわらず、9月30日(月曜日)までに「受検依頼メール」が届かない場合には、必ず御連絡ください。(電話045-651-3245) ・過去1年以内にテストセンターでSPI3を受検している場合は、前回の受検結果を使用することができます。 ・基礎能力検査を受検するためには、事前に性格検査を受検する必要があります。受検期日の前日(10月20日(日曜日))までに必ず性格検査の受検を完了してください。また、テストセンターは混みあうことが予想されますので、十分に余裕をもって申し込んでください。 ・詳しい受検方法は、「SPI3受検方法」を御確認ください。 (4)令和6年11月1日(金曜日)10時以降に第1次試験の合格者を確認します。 ・職員採用ホームページで合格者の受験番号を示すほか、受験者全員にe-kanagawa電子申請システムで通知します。 (5)令和6年11月11日(月曜日)までにe-kanagawa電子申請システムから論文と面接票を提出します。 ・論文課題や詳しい提出方法は第1次試験合格者通知とともにお知らせします。 ・論文課題と面接時に行うプレゼンテーションの課題は同一です。 ・e-kanagawa電子申請システムからの提出ができない方は、11月6日(水曜日)までに必ず御連絡ください。(電話045-651-3245) (6)令和6年11月22日(金曜日)から12月11日(水曜日)までのうちの指定する1日にグループワーク及び個別面接を受験します。 ・面接日時は11月12日(火曜日)以降、職員採用ホームページに掲載します。掲載後、e-kanagawa電子申請システムに登録したメールアドレス宛に連絡します(11月14日(木曜日)までに掲載予定)。 ・面接の中で、事前に示した課題について、5分程度のプレゼンテーションを行います。 ・グループワーク課題は第1次試験合格者通知とともにお知らせします。 (7)令和6年12月20日(金曜日)10時以降に最終合格者を確認します。 ・職員採用ホームページで合格者の受験番号を示すほか、受験者全員にe-kanagawa電子申請システムで通知します。 (参考2)自己PR動画(録画面接)について あらかじめ用意された質問に対し、動画を撮影し、提出する形式の人物試験になります。 ・提出手順 (ア)専用のインターネットサイトにアクセスする。 (イ)画面の説明に従い、質問に対する回答をカメラで撮影する。 (ウ)撮影した動画を確認する。 (エ)動画を提出する。 詳細な提出方法は、試験申込後、e-kanagawa電子申請システムに登録したメールアドレスへ個別に通知するとともに9月10日(火曜日)に職員採用ホームページに掲載します。 ・事前準備 カメラ機能付きのパソコン又はスマートフォン等とインターネット通信環境が必要になります。 (注意)通信費は受験者の御負担となります。 ・動画の撮り直しは可能です。ただし、提出後の修正はできませんので、御注意ください。 (参考3)SPI3受検方法 第1次試験の基礎能力検査(SPI3)の受検手続は次のとおりです。なお、過去1年間にテストセンターでSPI3を受検したことがある方は、前回の受検結果を送ることも可能です。 (1)「受検依頼メール」を受信する 自己PR動画提出後、9月30日(月曜日)までに申込時にe-kanagawa電子申請システムに登録したメールアドレスへ「受検依頼メール」をお送りします。 申込時に、身体の障がい等により受験上の配慮を希望した方には、個別に御連絡します。 (2)SPI3の受検を申し込む 「受検依頼メール」内のリンク先の案内に従い、基礎能力検査を受検する日時、会場を仮予約してください。受検期限直前は予約が込み合うおそれがあるため、余裕をもって申し込んでください。 (3)性格検査を受検する 性格検査をパソコン又はスマートフォン等で受検してください。性格検査の受検完了後、基礎能力検査の受検が可能になります。 なお、性格検査の結果は、第2次試験の人物試験の参考とします。 (4)基礎能力検査を受検する 予約した日時、会場で基礎能力検査を受検します。試験会場となるテストセンターは、リアル会場またはオンライン会場となります。 リアル会場:全国主要都市に設置された会場へ来場し、対面の監督のもと受検する方法 オンライン会場:自宅などでパソコンを用意し、オンラインで監督者と接続し受検する方法 会場により持ち物が異なるので、御注意ください。 【リアル会場】 ・受検票(SPI3の予約完了画面を印刷したもの) ・顔写真付き本人確認書類の原本(運転免許証やパスポート、学生証(プラスチックカード型に限る)、マイナンバーカードなどで有効期限内のもの) 【オンライン会場】 ・顔写真付き本人確認書類の原本(条件はリアル会場と同じ) ・筆記用具(シャープペン、鉛筆に限る) ・白紙のメモ用紙(A4サイズ、2枚まで) (注意1)いかなる場合も受検期限後の受検は認めません。前回の受検結果を送る場合は、10月21日(月曜日)23時59分までに結果を送ってください。 (注意2)不正行為が発覚した場合や監督者の指示・テストセンターの規則に従わない場合は、その時点で不合格となります。 (注意3) オンライン会場での受検には、カメラ機能付きのパソコンとインターネット通信環境が必要になります。通信費は受験者の御負担となります。 ・SPI3テストセンターの基本情報や会場、質問は、SPI3のホームページ(https://www.spi.recruit.co.jp/testcenter/)を御覧ください。 また、ホームページでも問題が解決しない場合は、ヘルプデスクへお問い合わせください。 【テストセンターヘルプデスク】 電話0570-081818(受付時間は9時から18時で土日祝含む毎日です(年末年始を除く)) (注意)検査内容に関する質問には、お答えできません。 5合格者の決定方法等 ・基礎能力検査(SPI3)の得点は、標準偏差を用いて算出します。 ・自己PR動画(録画面接)の得点は、評定員ごとに標準偏差を用いて算出します。 ・試験種目ごとに合格最低基準がありますので、一種目でも当該基準に達しない場合、不合格となります。 ・最終合格者は、第2次試験の結果及び自己PR動画(録画面接)の合計得点により決定します。 ・最終合格者決定時、自己PR動画(録画面接)と「特別な活動(経験)、資格等」を合わせて評価します。 ・受験資格がないこと又は申込内容に虚偽があることが判明した場合は、その後の試験を受験できません。最終合格している場合は合格を取り消します。 ・各種目の配点一覧は次のとおりです。 第1次試験合格時は、基礎能力検査50点、自己PR動画50点。 最終合格時は、自己PR動画は特別な活動の得点を含め30点、論文40点、グループワーク50点、個別面接200点。 6勤務条件 給与の月額は、次のとおりです(令和6年4月1日現在)。 ・約227,000円 ・採用時の給与の月額については、今後の給与改定等により、この額から変動する場合があります。 ・この額は、代表的な職務に従事した場合のもので、職務の内容によって金額が異なる場合があります。 ・この額には、地域手当が含まれています。また、このほか、住居手当、通勤手当、時間外勤務手当、期末・勤勉手当等がそれぞれの支給条件に応じて支給されます。 ・この額は、新規に大学を卒業した人の給与例で、学校卒業後に学歴又は職歴がある人は、この額に一定の基準で算出された額が加算されます。 ・受動喫煙防止措置として、採用後の就業場所は、敷地内禁煙(一部施設においては、屋外に喫煙場所設置)としています。 ・外国籍の人は、県民等に対して身体・財産等の権利を制限することとなる職務などを除いた職務を担当します。詳しくは、職員採用ホームページを御覧ください。 7問合せ先 神奈川県人事委員会事務局総務課任用グループ 〒231-0023横浜市中区山下町32 電話045-651-3245 ファクシミリ045-651-3239 職員採用ホームページ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/9111/