1枚目表紙 全国権利擁護ネットワーク発表資料 社会福祉法人同愛会大川貴志 2枚目 中井やまゆり園の概況@ 利用者数(在籍)87人 男性60人 女性27人 在籍人数=87人 区分6=62人(71.3%) 区分5=19人(21.8%) 区分4=6人(6.9%) 湘南西部=34人 県西=27人 湘南東部=15人 県央=6人 横須賀三浦=2人 政令中核=3人 3枚目 中井やまゆり園の概況A 利用者平均年齢47.3歳 20代13人 30代10人 50代25人 40代27人 60代7人 70代5人 N=87 最高年齢76歳0か月 男性76歳0か月 女性73歳11か月 最低年齢22歳3か月 男性24歳2か月 女性22歳3か月 分布傾向 40〜49歳=31.0% 50〜59歳=28.7% (R6.1.1時点) 4枚目 中井やまゆり園の概況B 平均入所期間19年6ヵ月 10年未満22人 20年未満16人 30年未満39人 30年以上10人 N=87 最長在園年数51年8か月 男性51年8か月 女性46年3か月 最短在園年数2年1か月 男性2年1か月 女性3年9か月 20年以上在園56.3% (R6.1.1時点) 5枚目 中井やまゆり園の概況C H30〜R5退所人数21人 グループホーム3人 特別養護老人ホーム等6人 病院(入院)3人 死亡4人 障害者支援施設4人 在宅1人 過去5年間の退所状況 グループホーム3人 死亡・病院(入院)7人 特別養護老人ホーム等6人 6枚目 入所後に歩けなくなる・・・ 車椅子利用者24人 ・再整備(H12)直後に20歳代で入所 →現在、40〜50歳代 ・車椅子を利用している24人の内、16人(67%)が40代、50代 ・車椅子を利用している24人の内、17人は中井に入所後に車椅子となる 中井の支援が、身体機能を低下させたのではないか? 7枚目 入所後に失明してしまう・・・ 白内障の数42人 R2、23人 R3、33人 R4、39人 R5、42人 ※各年度の定期眼科検診結果N=86(R5) 例:眼科検診後のフォロー 検診で白内障の所見を受けた42人 30代=2人 40代=12人 50代=17人 60代=7人 70代=4人 成熟白内障7人(失明) 継続的に受診し点眼薬が処方されている利用者7人 障害を理由にして医療アクセスをあきらめていたのではないか? 8枚目 食事が摂れなくなる・・・ 食事形態に配慮が必要な方58人 普通食29人 寮で刻み31人 軟菜刻み15人 ミキサー12人 N=87 嚥下機能の低下 「なぜ食形態を落とすことになったのか」を考える。 身体機能が落ちているのに、嚥下だけが保たれている、ということはない。 急性期の支援を維持することに意味はない。 本人の状態は支援の雰囲気で変わる適切な食事支援を行ってきたのか? R5.12.6時点 9枚目 施設の中で低栄養となった ※R5春季健康診断血液検査よりアルブミン値を抽出し作成 低栄養を懸念36人 3.5g/dL以下 低栄養状態9人 3.6〜3.9g/dL 低栄養の疑い27人 4.0g/dL以上 基準値以上50人 N=87 体重測定 人間の身体1g =7kcal 1kg=7,000kcal 1か月で体重1kg減少 →7,000kcal/30日が、1日ずつ不足している状況 →積極的な食事の介入が必要 積極的な栄養介入 早期に介入し、未病状態に戻す 栄養欠乏症になると、強制的に薬を使わないと戻れない 医療に及ぶ前に食事でリカバリー 適切な栄養評価を行ってきたのか? 10枚目 現状の問題 〇いのちに係る課題意識の欠如 通院の在り方 脱水 栄養管理 多剤併用、 誤嚥性肺炎 イレウス 健康診断