【表紙】 資料番号:資料4−2 タイトル:愛名やまゆり園の再整備について リード文:〜「入所施設」から「地域に溶け込んで暮らせる場」へ〜 日付:令和6年11月12日 課名:福祉部障害サービス課 【本文】 1 再整備に向けて ○ 施設の課題 多床室中心の大規模施設かつ建物が老朽化している (地域サービス棟の老朽化により日中活動の場も不足している) ○ 再整備 現利用者の居場所の確保を前提とし、将来の社会、福祉のあり方を見据えた検討が必要 <居場所の確保> 施設の小規模化は、現利用者の居場所を必ず確保することを前提に、例えば県自らがグループホームを設置するなど、住まいの場を確保する。 ・あわせて、現通所利用者も含め、現利用者の日中活動の場を確保する。 2 地域に溶け込んだ暮らしの検討 ○ 当事者目線の条例制定 令和5年4月施行の「神奈川県当事者目線の障害福祉推進条例〜ともに生きる社会を目指して〜」は、障害者本人が希望する場所で、望んだ暮らしができることが基本理念 ○ 再整備の内容 将来的に、利用者の皆さんが地域に溶け込んで暮らせるようにするために、どのようなあり方がふさわしいか、外部有識者等の意見を伺いながら、検討を進める。 3 かながわが目指す当事者目線の障害福祉 どんな障害があっても、地域であたり前に暮らせる環境が整っている イメージ図 (イメージ図中文章) ○住まいの場 グループホーム(県立・民間)、アパート等(一人暮らし、夫婦等) ○日中活動の場 生活介護、就労支援事業所、余暇活動等 ○地域生活を支える拠点 居宅介護、短期・緊急入所、相談支援等 (イメージ図の説明) イメージ図中央に、建物の絵があり、「日中活動の場、地域生活支援拠点」と記載され囲われている その周りに、県立GH、民間GH、アパート等と記載された家の絵と、日中活動の場と記載された建物の絵がある 県立GH、民間GH、アパート等の住まいの場の絵からは、中央の日中活動の場、地域生活支援拠点と、その周りの日中活動の場へ矢印が向かっている 矢印の横には人の絵があり、県立GH、民間GH、アパート等の住まいの場から、日中活動の場や地域生活支援拠点へ人が向かうイメージとなっている 4 ご家族、園職員からの意見 (1) ご家族から ・再整備後に入所施設はあるのか。 ・人の手厚い配置も考えて作ってほしい。 ・スケジュールがないとイメージがわかない。 ・運営法人が代わる際は、丁寧に移行してほしい。 (2) 園職員から ・GHからの短期利用が難しい。支給決定から見直してほしい。 ・援護地が多数のため、圏域でやる必要がある。 ・GHや生活介護事業所の整備は、園の再整備前にしてほしい。 ・GHへの移行を想定すると、医療連携が欠かせない。 5再整備(素案) 表 (表の説明) 左から順に、現在、再整備、将来の目指す姿の3項目に分かれている 上から順に、愛名やまゆり園、地域の2項目に分かれている ○現在 愛名やまゆり園 大規模入所施設 ・住まいの場、地域生活を支える拠点  定員120名 ・日中活動の場  入所利用者100名、地域で暮らす障害者30名 ※ご家族から日中活動の場の確保について要望あり 地域 ・記載なし ○再整備、外部有識者等の意見を踏まえ決定 愛名やまゆり園 小規模施設(入所施設)と地域生活支援拠点 ・住まいの場、地域生活を支える拠点  30名〜60名程度 ・日中活動の場  地域で暮らす障害者(最大120名程度) 地域 地域生活 ・住まいの場  60〜90名(県立・民間グループホーム、一人暮らし) ・日中活動の場  従たる事業所の設置(10名) ○将来の目指す姿 愛名やまゆり園 地域生活支援拠点 ・地域生活を支える拠点  緊急時や短期の受入れ ・日中活動の場 地域 地域生活 ・住まいの場  120名〜 ・日中活動の場