資料6 令和6年10月22日 記者発表資料 県立中井やまゆり園における医療・健康管理問題改革委員会の設置について 県は、令和5年7月に「県立中井やまゆり園当事者目線の支援アクションプラン」を策定して、民間の支援改善アドバイザーによる指導を受けながら、その実践に取り組んでいます。 しかし、支援改善アドバイザーからは、長期に渡る入所施設での支援の中で、40代、50代の若さにもかかわらず、歩行機能が低下し歩けなくなる方や、低栄養が懸念される方がいる等、いのちに関わる深刻な問題があるという厳しい指摘を受けました。 そこで、利用者の健康リスクに対し、いのちを守る体制として、現在の支援改善アドバイザーに医療・健康管理問題の有識者を加えた「県立中井やまゆり園における医療・健康管理問題改革委員会」を設置します。 1 概要 (1) 取組 ・ 低栄養や筋力低下による誤嚥など、健康リスクが高い事例における対応の検討 ・ 問題の原因の検証を重ね、福祉施設で実施すべき健康管理のルールづくり (2) メンバー(五十音順 敬称略) 氏名 所属 植田 耕一郎 学校法人日本大学歯学部 特任教授、医療法人社団光生会陵南診療所摂食リハビリステーション 嚥下部長 児玉 安司 学校法人東京医科大学 理事、一橋大学法科大学院 客員教授、社会福祉法人武蔵野 理事 佐藤 彰一 学校法人國學院大學 名誉教授 野崎 秀次 医療法人社団康心会汐見台病院 精神保健指定医 森 俊樹 社会福祉法人恩賜財団 済生会神奈川県病院 副院長 山崎 元靖 神奈川県健康医療局 医務担当部長 ※ 上記のメンバーのほか、健康リスクの改善に必要な有識者についても、随時調整し参加予定。 2 今後の予定 令和6年11月 第1回委員会の開催 年度内に一定の方向性を示し、中井やまゆり園における医療・健康管理問題の根本的な解決につなげる ※県立中井やまゆり園について 【施設の概要】主として、知的障害のある方に対する支援を行う障害者支援施設 【所在地】足柄上郡中井町境218番地【定員】入所140名(うち短期入所18名) 問合せ先 神奈川県福祉子どもみらい局福祉部 独立行政法人化担当課長 吉田 電話045-285-0214 障害サービス課独立行政法人化グループ 木下 電話045-210-4724