【報告資料2】 1ページ目 第4回障害者施策審議会障害当事者部会 政策立案過程への障がい者の参加について 第3回(令和6年10月30日)の部会では、県の会議への障がい者の参加の方法などについて、委員からいただいたご意見を一覧にまとめました。 今回は、委員のご意見などをもとに、会議への参加方法について案を作成しましたので、ご報告します。 基本的な考え方 1大切なことは、障がい者の生活に直接関係する政策を作る過程で、障がい当事者としての視点、意見がしっかりと取り入れられることです。 2障がい者の意見がしっかりと伝わるためには、委員として常に会議に参加する他、例えば参考人として会議に出席して意見を話したり、会議の前に担当部署が当事者に意見を聞くことなども有効な方法と考えます。 3以上の考え方と、部会の委員からのご意見をもとに、会議で話し合われる内容が障がい者の生活に直接関係しているか、会議への参加が常に必要かによって、会議の参加方法の案を作成しました。 2ページ目 目次 参加方法の案 ①障がい者の生活に直接関係しており、障がい当事者が会議の委員として常に参加するのがよい会議 1神奈川県子ども・若者施策審議会 登用済 2神奈川県総合計画審議会 登用済 3神奈川県地方創生推進会議 登用済 4神奈川県男女共同参画審議会 登用済 5神奈川県消費生活審議会 登用済6神奈川県スポーツ推進審議会 登用済 7神奈川県精神保健福祉審議会 登用済 8障がい者活躍推進検討委員会 登用済 9神奈川県バリアフリー街づくり推進県民会議 登用済 10神奈川県社会福祉審議会 登用済 11神奈川県障害者施策審議会 登用済 12神奈川県障害者介護給付費等不服審査会 登用済 13神奈川県手話言語普及推進協議会 登用済 14神奈川県難病対策協議会 登用済 15神奈川県アルコール健康障害対策推進協議会 登用済 16神奈川県ギャンブル等依存症対策推進協議会 登用済 3ページ目 17かながわ人権政策推進懇話会 5ページ登用済 18神奈川県住宅政策懇話会 6ページ 19神奈川県労働審議会 7ページ 20神奈川県生涯学習審議会 7ページ 21神奈川県文化芸術振興審議会 8ページ 22神奈川県地域福祉支援計画評価・推進等委員会 9ページ ②会議で参考人として意見を言う、または関係団体に話を聞いたときに意見を言う、などの形で参加するのがよい会議 23神奈川県医療審議会 10ページ 24神奈川県保健医療計画推進会議 11ページ 25神奈川県医療対策協議会 12ページ 26神奈川県歯科保健医療推進協議会 12ページ 27神奈川県薬事審議会 13ページ 28かながわ高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会 13ページ 29神奈川県在宅医療推進協議会 14ページ 30神奈川県救急搬送受入協議会 14ページ 31神奈川県防災会議 15ページ 32神奈川県食の安全・安心審議会 15ページ 33神奈川県交通安全対策会議 16ページ 34神奈川県再犯防止推進会議 16ページ 35指定管理者制度モニタリング会議 17ページ 36神奈川県立県民ホール及び音楽堂指定管理業務実績評価委員会 18ページ 37神奈川県産業教育審議会 19ページ 38神奈川県児童福祉審議会 20ページ 39神奈川県地方独立行政法人神奈川県立病院機構評価委員会 20ページ 40神奈川県生活習慣病対策委員会 20ページ 41神奈川県職業能力開発審議会 21ページ 4ページ目 42神奈川県教科用図書選定審議会 21ページ 43神奈川県いじめ防止対策調査会 21ページ 44かながわ国際政策推進懇話会 22ページ 45神奈川県立スポーツ施設指定管理者評価委員会 22ページ 46神奈川県DV対策推進会議 22ページ 47神奈川県慢性疾病児童等地域支援協議会 23ページ 48かながわ高齢者あんしん介護推進会議 23ページ 49神奈川県小児等在宅医療推進会議 23ページ 50相模原地域地域医療構想調整会議 24ページ 51川崎地域地域医療構想調整会議 24ページ 52横浜地域地域医療構想調整会議 24ページ 53湘南東部地区保健医療福祉推進会議 25ページ 54かながわ自殺対策会議 25ページ 55神奈川県立都市公園指定管理業務評価委員会 25ページ ③参加しなくてよい会議 56神奈川県働き方・行政改革推進協議会 26ページ その他の意見 26ページ 5ページ目 ①障がい者の生活に直接関係しており、障がい当事者が会議の委員として常に参加するのがよい会議 17. かながわ人権政策推進懇話会 会議の内容:・人権問題の課題、施策の推進方策等について意見を求める。【部会委員からのご意見】・この神奈川に多くの外国人の方やいろいろな宗教などを持っている人たちがいる。神奈川人権センターなどはあるが、地域の中で差別等がないよう人権団体の中に障がい当事者も入り関わっていくことが大切だと思う。参加方法の案 ・地域の中で差別等がないよう、障がい当事者も含めた全ての人の人権が守られるよう議論する会議であり、当事者も入り関わっていくことが大切といったご意見があるため。(令和6年12月 委員登用済) 6ページ目 18. 神奈川県住宅政策懇話会 会議の内容:・県の住宅政策の基本方向、施策の内容等について広範で専門的な視点で話し合う会議。【部会委員からのご意見】・障がい者の住宅問題として、「家が見つからない」という話は当事者の間でよく聞く。自分もその一人で、10数件回ってようやく見つかった。重度知的障がい者が、近所からクレームが来て、住めなくなった等の話も聞く。できれば委員として参加した方がいい。・早く当事者委員を登用済にするべき会議だと思う。グループホームを建てるときに反対運動が起きているのと、障がい者がアパートなどを借りる際に探すのが大変なので、委員をおくことでその一助となればいいと思う。・神奈川県だけではないが、障がいや高齢の人たちの住む場所が少ないし、不動産屋に行って差別解消法が始まっても家を貸せませんと言われる。居住支援委員会のサポートを私はしているが、障がいの高齢化や急性期病院からの退院、外国籍の人の問題など、住宅政策には大きな課題がある。できれば 1階2階の住宅は必ず高齢者や 障がい者用とすることなど課題も残っているので、委員として入る必要がある。参加方法の案 ・障がい者や高齢者など住宅確保要配慮者も含めた県の住宅政策を話し合う会議であり、障がい者がアパートなどを借りる際に探すのが大変、家を貸せませんと言われる、などの理由から、委員として入るべき、といったご意見があるため、委員として常に参加してはどうか。 7ページ目 19. 神奈川県労働審議会 会議の内容:労使関係の安定、労働教育、労働福祉の向上、雇用など 【部会委員からのご意見】・労使関係のことなど、議題が分かりにくいので委員として入るのは難しいと考える。・障がい者の労働組合をつくりたい。けがをした時の補償の話など。・私は以前 障がい者労働組合に入っている。 もっとあってもいいと思う。そして、どのように障がい当事者が働けばいいかなど考えていったほうがいいと思う。参加方法の案・障がい当事者を含む労働教育、労働、福祉、雇用などについて話し合う会議であり、どのように障がい当事者が働けばいいかなど考えていったほうがいい、といったご意見があるため、委員として常に参加してはどうか。 20. 神奈川県生涯学習審議会 会議の内容:・生涯学習振興に係る課題などについて話し合う会議。【部会委員からのご意見・当事者が委員として入った方がいいと思う。当事者目線があった方がいいと思う。・委員として入った方がいい。子どもの年齢が低ければ低い方が、障がいに対する偏見が少ない。普通に生活している障がい者がいることを身近に知ってほしい。・障がい当事者が障がいのない人とともに、どのようなインクルーシブ教育をしているか知ることも必要。今までの分離教育ではなく、互いに情報交換しながら、生涯学習ができるような環境を作ることも大切である。参加方法の案 ・障がい当事者を含めたすべての人が、生涯行うあらゆる学習について議論する会議であり、委員として入った方がいいとのご意見があるため、委員として常に参加してはどうか。 8ページ目 21. 神奈川県文化芸術振興審議会 会議の内容:・神奈川県文化芸術振興条例、かながわ文化芸術振興計画、施策に係る実施状況など、文化芸術の振興に関する重要な事項について審議する会議。【部会委員からのご意見】・参考人などの形で参加するのが良いと思う。必要に応じて関わるのがいい。・参考人として入るのが良いと思う。障がい者がつくった絵画や文章の評価などで障がい者の参加ができればいいと思う。もっと障がい当事者や芸術家の方が自ら参加できるような審議会にしてほしい。神奈川県芸術劇場のバリアフリー化も含めて委員として入って考えて行ったほうがいい。参加方法の案 ・高齢者や障がい者も含めた文化芸術の振興に関する重要な事項について話し合う会議であり、もっと障がい当事者や芸術家の方が自ら参加できるような審議会にしてほしい、委員として入って考えて行ったほうがいい、というご意見があるため、委員として常に参加してはどうか。 9ページ目 22. 神奈川県地域福祉支援計画評価・推進等委員会 会議の内容:・ 県地域福祉支援計画の進行管理、評価、推進などについて話し合う会議。【部会委員からのご意見】・委員として参加できるといい。当事者主体の取組など、積極的に意見を言った方がいい。幅広い内容ではあるが、障がい者も高齢化するし、子どもを持つ人もいるかもしれないので、将来にわたり関係していると言える。バリアフリー化が進んでいると言われていても、地味な段差などがあり、意外と一人で行けないところは多い。・地域福祉計画や地域福祉支援計画を評価する推進委員会などには当事者がいない。もちろん障がい当事者も地域の中の一員で社会資源の1人でもあるので、進行管理や評価に関して障がい当事者が委員として入っていくべきだと考えている。参加方法の案 ・障がい当事者を含めた全ての人を対象とする地域福祉支援について議論する会議であり、地域福祉支援計画等の進行管理や評価に関して障がい当事者が委員として入っていくべき、などのご意見があるため、委員として常に参加してはどうか。 10ページ目 ②会議で参考人として意見を言う、または関係団体に話を聞いたときに意見を言う、などの形で参加するのがよい会議 23. 神奈川県医療審議会 会議の内容:・社会医療法人の認定や、許可を要しない診療所の承認、医療法人の設立認可、地域医療支援病院の承認などを行う会議。【部会委員からのご意見】・参考人などの形での参加がよいと思う。障がい者にとって、より身近なテーマがある時に、参考に意見が言えればよい。・地域の当事者や相模原市で起こっている診療所の廃止問題などを含め、障がいを持っている医師などもいると思うので委員として入ったほうがいい。参加方法の案 主に社会医療法人の認定や診療所の承認を行う会議であり、常に参加が必要かどうか。より身近なテーマがある時に参考に意見が言えればよいとのご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 11ページ目 24. 神奈川県保健医療計画推進会議 会議の内容:・主に、基準病床制度に基づく病床整備の必要性に関する協議や、地域内での医療機関ごとの役割分担等について各分野の専門家から意見を伺っている。・救急や周産期、がん、精神疾患、循環器、在宅医療等の分野ごとの議論はそれぞれの会議体が設置されているため、当該会議では各会議体で検討された内容の取りまとめを行っている。【部会委員からのご意見】・委員として入らなくてもいいと思う。病床の数を決めることなどについては、障がい者に直接関係することではないと思うから。障がい者の病気に関わることで、参考人などの形で意見が言えればいいと思う。・医療行為での障がい者の身体拘束は行われているのか、どんな時なのか、障がい者だからなのか。何かの形で意見を言えればいい。・「この会議の前に疾病ごとの審議会等などで当事者の意見を伺っている」とあるが、この会議前に当事者の意見を聞いているのに、なぜこの会議には委員として登用しないのかが疑問。前の会議で入っているから良いと思っているのか、参考人の形とかでも入った方が良いと思った。・医療現場での身体拘束が行われているのは歯科だけではない。精神科医療もそうであるので、当事者の意見を伺うというより、1人の委員としてどうやって必要な拘束以外を守っていけるのかどうかを考えていきたいので、当事者が委員として入るべきである。参加方法の案 ・病床の整備や病院の役割分担等について話し合う会議であり、常に参加が必要かどうか。病床の数を決めることなどについては、障がい者に直接関係することではない、障がい者の病気に関わることや身体拘束について、参考人の形とかでも入った方がよい、といったご意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 12ページ目 25. 神奈川県医療対策協議会 会議の内容: ・医療従事者の確保に関する事項等に関する協議 【部会委員からのご意見】 ・参加の必要はない。病院の理事長など決定権のある人が審議すべき内容であり、それについて詳しくない人が入っていも仕方がない。 ・議題が医師の確保やキャリア形成という内容であれば、障がい者の視点で述べることはないのではないか。 ・医療的ケアや障がいが重度化してる中での家庭内での介助、診てくれる病院の少なさ、臨床も含めて医師も足りない。当事者が委員として入るべき。 【参加方法の案】 ・医療従事者の確保に関する事項等に関する協議する会議であり、委員として常に参加が必要かどうか。医療的ケアなど、診てくれる病院の少なさ、臨床も含めて医師も足りない、といったご意見があるため、参考人として参加してはどうか。 26. 神奈川県歯科保健医療推進協議会 会議の内容: ・市町村その他関係機関との連携により、歯及び口腔の健康づくりの円滑な推進などを話し合う会議。 【部会委員からのご意見】 ・参考人などの形で、テーマに応じて意見が言えるといい。障がい者は、歯の状態が良くない人が多いので、障がい者の歯の健康について考えてほしいと思った。 ・地域の障がい者歯科や口腔センターなどの施設が足りなかったり、8020運動のような 国の定めた運動を達成するにも、口腔内の健康は大事である。障がいを持ってる人が安全にかかれる歯科が少ない中で、そこも含めて考えていければいいと思う。 【参加方法の案】 ・障がい当事者を含む歯及び口腔の健康づくりの円滑な推進などを話し合う会議であり、テーマに応じて意見が言えるといい、といったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 13ページ目 27. 神奈川県薬事審議会 会議の内容: ・薬剤師の確保対策、認定薬局(がんや在宅医療)の認定基準、危険ドラッグなどの薬物指定など、薬務行政に関する重要な事項を話し合う会議。 【部会委員からのご意見】 ・委員として入ったほうがいいと思う。障がい当事者には、薬で大変な思いをしている人がたくさんいるので、そういう人が委員になってほしい。 ・他の自治体では、聴覚障がいの薬剤師さんがいるので、障がい当事者の薬剤師の確保や規制の強い、第一類などの登録薬局などを増やす必要がある。そして脳性麻痺といった、なかなか他の医療機関では診てもらえない病気を診る医療機関の発掘など。 【参加方法の案】 ・薬剤師の確保対策や認定薬局の認定基準、薬物の指定などを主に話し合う会議のため、常に参加が必要かどうか。障がい者の視点で述べることはないが、障がい当事者は薬で大変な思いをしている人が多いといったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 28. かながわ高齢者保健福祉計画評価・推進等委員会 会議の内容: ・かながわ高齢者保健福祉計画に掲げる施策・事業の評価 【部会委員からのご意見】 ・テーマに応じて、参考人などの形で意見を言いたい。 ・参考人などの形で参加できるといいと思う。これは、「にも包括」の話だと思うので、高齢者、精神障がい者の視点が入った方がいいと思うが、毎回参加する必要はない。 ・障がい者の介護や老人ホームや年をとってからの話をしたい。 ・障がい者のほとんどが高齢サービスを受けていないから、委員に入っても意味がない。認知症や高齢者の高齢サービスを受けている障がい者であれば入る意味があると思(おも)う。 ・将来、介護保険と総合支援法の統合、今の地域包括ケアシステムでの調整、サービス等を含め、障がい当事者の高齢化も進んでおり、委員として入るべきだと思う。 【参加方法の案】 ・かながわ高齢者保健福祉計画に掲げる施策・事業の評価について話し合う会議であり、常に参加が必要かどうか。テーマに応じて、参考人などの形で意見を言いたい、高齢者と精神障がい者の視点が入った方がいい、といったご意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 14ページ目 29. 神奈川県在宅医療推進協議会 会議の内容: ・在宅医療の確保に関する課題への対応策や、在宅医療と介護の連携体制の構築に関する課題への対応など、在宅医療の推進に関する検討 【部会委員からのご意見】 ・在宅医療の一環としてピアサポーターが担うことができたら助けられる人もたくさんいると思うので、委員として参加できればいいと思ったが、高齢者問題の議題が多いのであれば、障がい者の考えが必要な時に参考人などの形で意見が言えるといいと思う。 【参加方法の案】 ・在宅医療の確保に関する課題への対応策などについて話し合う会議であるが、高齢者問題の議題が多いのであれば、参考人などの形で意見が言えるといい、といった意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 30. 神奈川県救急搬送受入協議会 会議の内容: ・傷病者の搬送や傷病者の受入れに関する実施基準の検討、関係行政機関に対する協力要請など 【部会委員からのご意見】 ・参考人などの形で参加がいい。精神障がい者で救急搬送される人は多いが、受入れが少ない。 【参加方法の案】 ・傷病者の搬送や傷病者の受入れに関する実施基準の検討、関係行政機関に対する協力要請などについて話し合う会議であり、精神障がい者の救急搬送など、参考人などの形での参加がいい、という意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 15ページ目 31. 神奈川県防災会議 会議の内容: ・地域防災計画の作成や、災害時における関係機関との連絡調整を行う 【部会委員からのご意見】 ・委員として参加してもいいのではと思った。避難所で過ごすことが苦痛な障がい者すべてに関わる問題。障がい特性によっては、避難所で過ごせない人もいる。 【参加方法の案】 ・地域防災計画の作成や、災害時における関係機関との連絡調整を行う会議であり、避難所で過ごすことが苦痛な障がい者すべてに関わる問題とのご意見があるため、法律等で構成員が決められているが、参考人などの形で参加してはどうか。 32. 神奈川県食の安全・安心審議会 会議の内容: ・食の安全・安心に係る神奈川県の取組などについて話し合う会議。 【部会委員からのご意見】 ・会議の内容により参考に意見を言うことは考えられるが、委員として入る必要はない。(食品の)「見やすい表示」のアドバイスはできると思う。 ・食に関しては、メタボや、最近は、神奈川県で、JAとやってる農福連携などもあるので、当事者の人が委員として入った方が望ましい。 【参加方法の案】 ・食の安全・安心などに関する指針などについて話し合う会議であり、常に参加が必要かどうか。会議の内容により参考に意見を言うことは考えられる、といったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 16ページ目 33. 神奈川県交通安全対策会義 会議の内容: ・交通事故の防止など交通安全の推進に向けた神奈川県交通安全計画の作成及び実施の推進 【部会委員からのご意見】 ・委員として出席した方がいいと思ったが、障がい者の考えが必要な時に参加して意見が言えるといいと思う。 【参加方法の案】 ・交通事故の防止など交通安全の推進に向けた神奈川県交通安全計画の作成及び実施の推進について話し合う会議であり、必要な時に参加できるといい、といった意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 34. 神奈川県再犯防止推進会議 会議の内容: ・再犯防止に関する施策の推進 【部会委員からのご意見】 ・委員として入った方がいい。薬物中毒により精神障がいが引き起こされるし、治療も精神科病院で行われる。アルコールに問題のある人による犯罪(暴行・傷害)など、当事者の方が考える再犯防止は意味がある。 ・触法障がい者再犯防止も含めて、障がい当事者や保護者等も含め、1人の委員として一緒に考えていったほうがいいと思う。 ・最低でも参考人などの形で、実際に再犯防止プログラムを体験した人から体験談が聞けるといい。障がい者=犯罪者と捉えられてしまうかもしれないが、当事者としての意見を入れた方がいい。 ・高齢者も障がい者も犯罪を犯す人はいるけど、それも含めたその当事者の再犯防止を考える会議だから、障がい者とか関係なくそこに詳しい人が入るのが普通。障がい者の当事者の話がある時に参考人などの形で意見を聞けばいい。 【参加方法の案】 ・再犯防止に関する施策の推進に関する会議であり、罪を犯した人の再犯防止を考える会議であるため、常に参加が必要かどうか。障がい者とか関係なく、そこに詳しい人が入るのが普通で、障がい者の当事者の話がある時に参考人などの形で意見を聞けばいいといったご意見があるため、参考人などの形で参加してはどうか。 17ページ目 35. 指定管理者制度モニタリング会議 会議の内容: ・指定管理者制度導入施設の所管課等が行うモニタリングの実施状況を確認する会議。 【部会委員からのご意見】 ・福祉施設(全体に対する比率がどの程度かわからないが)に限れば参考人などの形で参加した方がいいと思う。少なくとも、福祉施設のときに意見を言える仕組みがあるといい。福祉専門職が委員として入る方がいいのではないか。全く参加しなくていいとは思わない。 ・津久井やまゆり園のかながわ共同会を始めとする多くの指定管理者、民間企業等が行政の政策に関わっている。その中で中期計画等を立てるが、当事者が入所している施設や関わっているところもあるため、モニタリングに関しては当事者が入ったモニタリングが必要である。 【参加方法の案】 ・指定管理者制度導入施設の所管課等が行うモニタリングの実施状況を確認する会議であり、福祉施設のときに意見を言える仕組みがあるといい、といったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 18ページ目 36. 神奈川県立県民ホール及び音楽堂指定管理業務実績評価委員会 会議の内容: ・県立県民ホール及び音楽堂の指定管理者の指定管理業務の実施状況等についての評価、意見、助言等 【部会委員からのご意見】 ・指針に基いて指定管理者の評価をしているので、参加しなくてもいいと思う。 ・公共施設の適切な評価をするのであれば、3障がいの人に意見を求めるべき。委員として入らなくても意見は聞ける。ちゃんと障がい者の意見を反映した評価ができる仕組みを整えてほしい。 ・県民ホールの建て替えや音楽堂など県民が使うところに関し、障がい当事者が建築の時に入っていないために、バリアフリーでないところができてることもあるし、長期中期と言う目標もなければならないので、当事者が委員として入ったほうがいいと思う。建築途中や建築中にバリアフリーチェックを行う必要もある。 【参加方法の案】 ・県立県民ホール及び音楽堂の指定管理者の指定管理業務の実施状況等についての評価などについて話し合う会議であり、常に参加が必要かどうか。ちゃんと障がい者の意見を反映した評価ができる仕組みを整えてほしい、といったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 19ページ目 37. 神奈川県産業教育審議会 会議の内容: ・県立高校における産業教育(仕事のための知識や技術などの教育)に関する重要な事項を話し合う会議。 【部会委員からのご意見】 ・福祉分野であれば、どのような人材が来るといいかなど伝えられればいいので、参考などの形で意見を言えればいい。障がい者を支援する側の人材育成となると、委員として参加するほどではない。委員には、実際に支援する人が入った方がいい。全く参加しなくていいとは思わない。 ・産業教育に対して障がい当事者も入ってくると思う。 その中で障がいを持っている方が入っていた場合、どういう風に教育をしていったらいいのか、どういう風に技術を学んでいったらいいのかということを当事者からの意見を聞きながらやっていけるといいと思う。 【参加方法の案】 ・県立高校における産業教育について話し合う会議であり、常に参加が必要かどうか。障がい当事者の意見は必要に応じて伝えるのがよいと考えられ、福祉分野での人材について伝えられればいいといったご意見があるため、参考人等の形で参加してはどうか。 20ページ目 ※38~55は委員から参加方法に関するご意見がなかったため、参考人などの形で参加。 38. 神奈川県児童福祉審議会 会議の内容: ・児童、妊産婦及び知的障害者の福祉に関すること 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 39. 地方独立行政法人神奈川県立病院機構評価委員会 会議の内容: ・地方独立行政法人神奈川県立病院機構に関する評価 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 40. 神奈川県生活習慣病対策委員会 会議の内容: ・生活習慣病に関する調査、研究、知識の普及啓発に関することなど 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 21ページ目 41. 神奈川県職業能力開発審議会 会議の内容: 職業能力開発計画その他職業能力の開発に関する調査審議 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 42. 神奈川県教科用図書選定審議会 会議の内容: ・教科用図書の採択に関すること 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 43. 神奈川県いじめ防止対策調査会 会議の内容: ・いじめの防止、いじめの早期発見及びいじめへの対処のための対策に関する調査審議 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 22ページ目 44.かながわ国際政策推進懇話会 会議の内容: ・神奈川の国際施策の推進について有識者等の意見を聴取し協議する 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 45. 神奈川県立スポーツ施設指定管理者評価委員会 会議の内容: ・県立スポーツ施設への指定管理者の選定について、専門家からの評価やご意見等をいただく 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 46. 神奈川県DV対策推進会議 会議の内容: ・県内のDV対策の推進に関すること 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 23ページ目 47. 神奈川県慢性疾病児童等地域支援協議会 会議の内容: ・小児慢性特定疾病児童等の支援等に関する協議 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 48.かながわ高齢者あんしん介護推進会議 会議の内容: ・高齢者に対する虐待及び身体拘束廃止への取組の推進、施設及び在宅での介護における諸課題に関する協議 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 49. 神奈川県小児等在宅医療推進会議 会議の内容: ・県内の小児等在宅医療の課題に対する協議など ※令和3年度を最後に現在休止中。 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 24ページ目 50. 相模原地域地域医療構想調整会議 会議の内容: ・病床機能報告データ等の共有、基準病床数の見直し検討、地域医療介護総合確保基金(医療分)の活用についてなど 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 51. 川崎地域地域医療構想調整会議 会議の内容: 病床機能報告データ等の共有、基準病床数の見直し検討、地域医療介護総合確保基金(医療分)の活用についてなど 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 52. 横浜地域地域医療構想調整会議 会議の内容: ・病床機能報告データ等の共有、基準病床数の見直し検討、地域医療介護総合確保基金(医療分)の活用についてなど 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 25ページ目 53. 湘南東部地区保健医療福祉推進会議 会議の内容: ・病床機能報告データ等の共有、基準病床数の見直し検討、地域医療介護総合確保基金(医療分)の活用についてなど 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 54.かながわ自殺対策会議 会議の内容:自殺対策の総合的な推進に関すること 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 55. 神奈川県立都市公園指定管理業務評価委員会 会議の内容: ・指定管理者制度を導入している県立都市公園の管理運営状況の評価 【部会委員からのご意見】 ・参加方法に関する意見なし 参加方法の案⇒② 26ページ目 ③ 参加しなくてよい会議 56. 神奈川県 働き方・行政改革推進協議会 会議の内容: ・行政改革及び働き方改革の取組に関すること 【部会委員からのご意見】 ・主な議題が県庁の働き方改革や行財政改革など組織の話のため、委員として入るのは難しいと考える。 ・神奈川県でも指定管理や行革について行われていると思うが、障がい当事者や必要な人に情報が届いていない。私は相模原市の行革で、旧町でやってたことが本当に統合されたり、人員が減ったりすることを見(み)てきた。相模原市の大変さを見てきたので、当事者委員は必要。 【参加方法の案】 ・行政改革及び働き方改革の取組に関することについて話し合う会議であり、主な議題が県庁の働き方改革や行財政改革など組織の話のため、委員として入るのは難しい、といったご意見があるため。 (その他の意見) ・会議に委員として長時間参加するのは負担になるが、それなりに担うことができると思う。参考人として発言する場合は、比較的軽微な形での参加が可能だと考える。 ・会議の委員でない場合でも、意見を言えるようにしてほしい。そのために、わかりやすい資料を作ってほしい。 ・専門的な会議に障がい者が委員として入ることは難しい。ちゃんと勉強する人であれば入ってもやっていけるだろうけど。 ・自分の障がいに見合った会議に参加するのはどうか。 ・「委員として入るのが適当」としている会議で登用済でない会議には全て入るべき。障がい者の生活に関係のない会議はない。 ・いろいろな会議に入ったほうがいいと思う。 ・全ての審議会に、3障害(知的、身体、精神)それぞれの委員が入るべきだと思う。