更新日:2021年2月16日

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神奈川県議会 議会におけるICTを一層進めます

県議会 議会改革

議会におけるICTを一層進めます

 県では、「電子化全開宣言」、次いで「電子化全開宣言行動計画」を定め、ICTの取り組みを着実に進めています。

 一方、議会では、全議員にノートパソコンが配備されていますが、持ち運び可能なタブレット端末はまだ導入されておらず、様々な情報を議会サーバーで一括管理するシステムもなく、今後、ICTを推進するための基盤は不十分なものとなっています。

 また、本会議や委員会には、携帯電話やパソコン等の電子機器の持ち込みは禁止され、電子化された資料や電子機器を議会審議に活用することもできない状況となっています。

 そこで、より県民に開かれた議会を実現し、審議の一層の充実を図っていくため、議会におけるICTの一層の推進を図ることとしました。

推進にあたっての基本的な視点

 情報収集機能及び情報共有機能の一層の向上

 インターネットやクラウドを活用したデータの充実を図ります。

 議員相互及び執行機関等との情報受伝達機能の一層の向上

 タブレット端末の導入やクラウドサーバーの整備等を図ります。

 議会審議の一層の充実及び円滑化

 議場スクリーンやタブレット端末の活用を図ります。

 より開かれた議会にすするための広報・広聴機能の一層の向上

 委員会の映像配信等により、いつでも、どこでも、だれでもわかりやすい形でアクセスできる体制を整備します。

 また、議会版パブリックコメントを実施する際も一層の議会ICTの活用を図ります。

 ICT活用スキル向上のための取組

 議員一人一人が積極的に活用できるよう研修等の取組を行います。

 ICT活用のための継続的な取組

 ICT活用については、議会改革検討会議において、随時、必要な見直しを行います。

 議会局の事務の効率性の向上及びコスト縮減

 議会局においては、クラウドサーバーの活用により紙資料の電子化を進めるとともに、事務の効率性の向上やコスト削減を図ります。

平成28年度の取り組み

 タブレット端末の導入

 現在配備されているノートパソコンのリース期間満了に伴い、新たに取り外しが可能なキーボード付きのタブレット端末を導入します。

 無線LANの設置

 平成28年度に行われる本庁庁舎の地震・津波対策工事にあわせ、議場、委員会室、控室等の議会エリアに無線LAN機器を整備します。

 クラウド型情報システムの整備

 議案や委員会資料、議会局からの各種通知や資料、執行機関からの議員あての資料などについて、クラウド型システムにより共有を図り、議員がいつでもどこでも資料を活用できるようにします。

 神奈川県手話言語条例への対応

 本会議において、手話通訳を常時実施し、スクリーンやタブレットで見ることができるようにします。

 音声文字化システムの導入

 聴覚障害者に対応するため、音声を文字化するシステムの平成28年度以降の本格運用を目指します。

 

 (参考)議会改革検討会議報告書(平成27年10月14日)(PDF:315KB)

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