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更新日:2024年3月5日
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共生社会の実現を目指し更なる取組を進める議長声明
共生社会の実現を目指し更なる取組を進める議長声明
平成28年7月26日未明に県立津久井やまゆり園で、多数の利用者等の命が奪われる大変痛ましい事件が発生してから、今日で6年を迎えました。
事件で亡くなられた方々と、最愛のご家族を失われたご遺族の皆様方に、改めてお悔やみ申し上げますとともに、事件により心身に傷を負われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。
神奈川県議会は、あの日から今日まで、「ともに生きる社会かながわ憲章」の策定をはじめ、施設の再生、意思決定支援の取組、鎮魂のモニュメントの設置等について、真摯な議論を重ねて参りました。
さらに、この痛ましい事件を決して風化させることなく、二度と繰り返さぬよう、平成28年10月、県と共同し、「ともに生きる社会かながわ憲章」を定め、障がい者に対するいかなる偏見や差別を断じて容認することなく、すべての人の命を大切にし、一人ひとりの人格と個性が尊重され、誰もが、その人らしく暮らすことのできる地域社会の実現に向け、真摯に取り組む決意を内外に示すとともに、その理念の普及に努めて参りました。
私たちは断固とした決意をもって、障がい者に対する理解の促進と人権尊重に向けた啓発活動及び障がい者福祉政策の更なる充実に向けた取組を着実に進めていかなければなりません。
よって、神奈川県議会は、県民一人ひとりが、かけがえのない命の尊さを自覚し、ともに生きる喜びを分かち合うことのできる共生社会の実現に向けて、全力を尽くすことを、改めて、ここに誓います。
令和4年7月26日
神奈川県議会議長 しきだ 博昭
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