HOME気候変動の基礎2. 地球温暖化のメカニズム近年の急激な気候変動

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2. 地球温暖化のメカニズム近年の急激な気候変動

 18世紀後半の産業革命以降、世界の平均気温は、0.85℃(2012年時点)上昇しており、温暖化していることは、疑う余地がありません。これまで、気温の上昇だけでなく、海面水温の上昇や海氷や氷河の減少、海面水位の上昇等も観測されており、地球全体で急激な気候の変動が起こっていることが明らかとなっています。

 気候変動に関連する評価を行う国際組織である「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第5次評価報告書では、20世紀半ば以降に観測されている気候変動は、化石燃料の大量使用や森林の伐採等の人間活動の影響が主な要因である可能性が高いことが示されています。

観測された世界の平均気温の図表

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