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4. 緩和や適応などの対策緩和と適応

 気候変動に立ち向かうためには、大きく分けて「緩和」と「適応」の2つの対策があります。

 「緩和」とは、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策による温室効果ガスの排出削減、森林等の吸収源の増加などによって、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を抑制し、気候変動を防止するための取組をいいます。 <緩和の身近な例> 家電を買い替えるときに省エネなものにする、環境にやさしい電力会社に切り替えるなど

 「適応」とは、既に現れている、あるいは、中長期的に避けられない気候変動の影響に対して、自然や人間社会の在り方を調整し、被害を最小限に食い止めたり、逆に気候の変化を利用するための取組をいいます。 <適応の身近な例> ハザードマップを確認して自然災害に備える、夏の暑い時間帯に外出を控えるなど

 気候変動に対処し、生命・財産を将来にわたって守るためには、温室効果ガスの排出削減などの「緩和」に全力で取り組むとともに、地域の多様な関係者の連携・協働の下、「適応」に取り組むことも一層重要となります。

緩和とは?適用とは?イメージイラスト

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