3. 世界や日本の気候変動への取組神奈川県地球温暖化対策計画
神奈川県地球温暖化対策計画は、県における地球温暖化対策に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、基本方針や県の取り組むべき施策等を取りまとめた計画です。
計画では、地球温暖化の防止を図るための取組である「緩和策」として、長期目標に「2050年脱炭素社会(カーボンニュートラル)の実現」、それに向けた中期目標に「2030年度までに県内の温室効果ガス排出量を50%削減(2013年度比)」を掲げています。この目標の達成に向けて、県は、市町村、事業者、県民の皆様など各主体の取組を後押しするとともに、県庁自身が率先して省エネルギー対策の徹底、県有施設への太陽光発電の導入、公用車の電動車化、照明のLED化等に取り組むこととしています。
また、気候変動の影響に対して適応を図るための取組である「適応策」として、本県における気候変動の影響などを踏まえ、各分野での取組を推進するほか、県内の気候変動影響及び適応に関する情報の収集、整理、分析及び提供を行うとともに、市町村や事業者等の取組を促進するための技術的な助言を行うこととしています。