写真で見る!「黒岩日記」-令和6年1月4日
更新日:2024年1月4日
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今回は、私の体調不良により仕事始め式をリモートで実施しました。
まず、元旦早々に発生した能登半島地震において、70名を超える死者が出ていることに触れ、この地震で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表しました。
被災地では今もなお余震が頻発し、寒さに加えて大雨にも見舞われるなど、大変厳しい状況に置かれています。また、現在も懸命な救助や復旧活動が続けられている防災関係機関や自治体関係の皆様に敬意を表しました。
仕事始め式では、昨年の取組をいくつか紹介しました。まず「ともいきシネマ」の話です。これは「映画館で映画を観たい」という医療的ケア児のお母様から聞いた言葉に気づかされて実現したイベントで、本当に当事者の目線に立ってやれば、こんなまさにやさしい社会が実現できるのだな、と実感したことをお話しました。
また、「消えかけ白線ゼロ」や「かながわ子育てパーソナルサポート」も、当事者の生の声を吸い寄せながら、それを的確に反映していく。デジタル社会、デジタル時代ならではの行政をこれからも進めていきたいと申し上げました。
そして、神奈川版ライドシェアの話をしました。まさにこれは、県民目線のデジタル行政のシンボル的なものになるんじゃないのかと思っています。時間帯と地域を限定した形でやってみようということで、こんな形でできるんだ、ということを見せて、これを全国に広げていく。コロナのときに、次々と重ねたこの神奈川モデルのように、ライドシェアの神奈川モデルといったものを作って、日本全体を変えていきたいと思っています。
最後に、職員の皆さんに大きな声でお互い挨拶をすることの大切さを伝えました。挨拶をするということは自分が相手の「目線」に立っているかの試金石であると思っています。相手の「目線」に立ちお互い確認し合って、県民目線のやさしい社会を、皆さんとともに実現していきたいと伝え、しめくくりました。
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