更新日:2024年11月11日
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神奈川県立中井やまゆり園
中井やまゆり園は、障害者総合支援法に基づく障害者支援施設として、知的障害者の施設入所支援を行っています。
注意:施設入所支援とは、その施設に入所する障害者について、主として夜間に行う入浴、排せつ及び食事等の介護、生活等に関する相談及び助言その他の必要な日常生活上の支援を供与することをいいます。
このたび、県では、令和5年5月に県立中井やまゆり園当事者目線の支援改革プロジェクトチームにおいて取りまとめられた「県立中井やまゆり園当事者目線の支援改革プログラム」の提言を実践するために、取組内容やスケジュールを具体化した「県立中井やまゆり園当事者目線の支援アクションプラン ~一人ひとりの人生を支援する~」を策定しました。
今後、このアクションプランを確実に実行し、利用者一人ひとりが主体となれるよう人生を支援するとともに、障がい当事者が街の中で当たり前に暮らせる地域共生社会を目指し、取組を進めていきます。
→「県立中井やまゆり園当事者目線の支援アクションプラン」を策定しました(2023年07月31日神奈川県記者発表資料)
本日、「県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会調査結果報告書」(令和4年9月5日)で対象となった91件(事実であれば不適切な支援と思われる情報)及び、当園における長時間(8時間以上)居室施錠等の身体拘束を行っていた事案のうち、県の事情聴取等により法令違反や職務上の義務違反等が認められた26件についての関係職員の処分が発表されました。
その結果、本人責任及び監督責任を併せての量定として、園長である私に「減給1/10 3か月」の処分が、また監督責任として当園副園長及び生活支援部長に対して「文書訓戒」の処分がおりました。
この他に園関係者では、事案に関わった7人に、本人責任としての「口頭訓戒」もしくは「厳重注意」の処分がおりています。
当事者目線の障がい福祉を率先して実践しなければならない県立施設である当園において、こういった事案が数多く発生し、本日、園長以下多くの職員が処分を受けたことについて、あらためて、利用者の皆さんはもとより、ご家族をはじめとする多くの方々に、心からお詫び申し上げます。
当園では現在、令和4年4月に配置された、支援改善アドバイザー及び地域共生コーディネーターの力を借りながら、先日策定された「改革プログラム」を確実に実施し、当園利用者一人ひとりの人生がより豊かになるよう支援を進めておりますが、引続き、当事者目線の障がい福祉が実現できるよう、職員一丸となって取り組んでまいります。
令和5年5月25日 中井やまゆり園長 菅野 大史
→ 職員の懲戒処分について(2023年05月25日神奈川県記者発表資料)
本日、「県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会で調査継続となった事案の調査結果報告書」(以下「調査結果報告書」という。)が公表されるとともに、「県立中井やまゆり園当事者目線の支援改革プログラム」(以下「改革プログラム」という。)がまとめられ、改革プログラムメンバーから知事へ手交されました。
「調査結果報告書」では、自治体から、当園で発生した9事案について虐待認定されたこと、また、8事案について不適切な事案とされたことが公表されています。
当事者目線の支援を率先して実践しなければならない県立施設である当園において、こういった事案が数多く発生したことについて、あらためて、利用者の皆さん、ご家族をはじめとする多くの皆さんに、心からお詫び申し上げます。
当園では現在、令和4年4月に配置された、支援改善アドバイザー及び地域共生コーディネーターの力を借りながら、利用者支援の向上に努めておりますが、併せて、今回策定された「改革プログラム」を確実に実施することで、虐待等の再発防止に努めるとともに、当園利用者一人ひとりの人生がより豊かになるよう、取組みを進めてまいります。
令和5年5月12日 中井やまゆり園長 菅野 大史
→ 県立中井やまゆり園当事者目線の支援改革プログラム等へのリンク
令和5年3月、39件の名称応募の中から、利用者、家族会、園関係者による名称選定会議で、この拠点の名称が「らっかせい」と決まりました。今後も、「らっかせい」での活動を通じた「地域の皆さんとのつながり」を大切にしながら、利用者一人ひとりの人生を豊かにしていきたいと考えています。たくさんのご応募ありがとうございました。(PDF:254KB)
中井やまゆり園では、利用者の地域生活移行を推進するため、新たに「地域共生駅前進出モデル事業」として、利用者が園外に出て、地域とのかかわりを持つための拠点となる場所を、秦野市栄町に設置し、近隣公園の清掃や花壇の管理などを始めています。
今般、この活動拠点の名称を募集いたしますので、次のリンク先の「お問い合わせフォーム(別ウィンドウで開きます)」から、本文に【拠点名称】とご記入の上、令和5年2月17日までにご応募ください。お待ちしております!(募集は終了しました。)
この度の当園における感染者の発生により、ご利用者、ご家族及び関係する多くの方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
12月19日に最初の陽性者を確認して以降、計51名のご利用者様が感染されましたが、1月6日に発症されたご利用者を最後に、新たな感染者は発生されず、1月13日を以って全ての方の経過観察期間が終了しましたことをご報告致します。
この度の大規模クラスター発生における反省を踏まえ、一定期間は、全職員がN95マスク装着をするなど、効果的な感染拡大防止策や感染発生時のご利用者の生活の質の確保などについて、これまで以上に職員一丸となって取り組んでまいりますので、何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
県立直営の障害者支援施設「中井やまゆり園」で12月19日に職員1名の感染が判明しました。その後、感染が拡大し、現在、利用者16名、職員4名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが確認されました。感染拡大を防ぐとともに、必要な対策を講じてまいります。
現在中井やまゆり園で進めている利用者支援の改善について、関係者と一緒に振返り、より一層の改善を図るため、本報告会を開催します。
参加申込みは、参加申込書により、FAX(045-201-2051)で障害サービス課へ行ってください。
なお、当報告会においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じております。
県立中井やまゆり園報告会の開催について(PDF:515KB)
参加申込書(PDF:92KB)
中井やまゆり園に令和3年8月まで入所されていた髙山博之様のご親族である髙山彰彦様(エス・ビー・エス株式会社 代表取締役会長兼社長)から中井やまゆり園の利用者支援及び施設運営のために300万円相当もの物品をご寄附いただきました。
ロールスクリーンをはじめ、運動器具や園芸用品、電気製品や家具類など、利用者の方々の余暇や生活環境を充実させるための数々の物品、誠に感謝申し上げます。
なお、謝意を表すため、知事からの感謝状を中井やまゆり祭(R4年10月29日)の場で、園長より贈呈させていただきました。
髙山様のご厚意をしっかりと受け止め、大切に使用させていただきます。
中井やまゆり園にご寄付をいただきました。(PDF:400KB)
8月31日から9月2日にかけて、「県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会」による調査で明らかになった事案についての報道がありましたが、昨日、この調査委員会による調査結果報告書が取りまとめられ、知事に手交されました
この報告書では、「虐待が疑われる」として25件、「不適切な支援等であり、支援方法を見直すべき事案」として12件の事案が明らかになりました。中井やまゆり園の利用者の皆さん、ご家族の皆さんはもとより、多くの皆さんにお詫び申し上げます。
また、「人権意識の大きな欠如が生じている」「虐待に対する知識及び意識共に欠如している」など、大変厳しい指摘もあり、重く受け止めております。
現在中井やまゆり園では、第三者の委員の方で構成された「県立中井やまゆり園当事者目線の支援改革プロジェクトチーム」の皆さんのご助言を得ながら園の改革を進めております。
また、この4月からは、3人の支援改善アドバイザーをお迎えして、利用者の生活の質の向上を目指して、利用者支援の改善等を行っているところです。
こういった皆さんのお力を借りながら、今回のような事案が二度と起きないよう、引続き、当事者目線の支援を進めてまいります。
令和4年9月6日
中井やまゆり園長 菅野 大史
記者発表資料「県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会調査結果等について」へのリンク
この度の当園における感染者の発生により、ご利用者、ご家族及び関係する多くの方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
8月2日に最初の陽性者を確認して以降、計24名のご利用者様が感染されましたが、8月22日に発症されたご利用者を最後に、新たな感染者は発生されず、9月1日を以って全ての方の経過観察期間が終了しましたことをご報告致します。
今回の経験をふまえ、これまで以上に職員一丸となって感染対策に取り組んでまいりますので、何卒ご理解ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
8月31日から9月1日にかけて、「利用者への暴行、幹部職員が隠蔽」との報道がありました。
この事案は、現在設置されている「県立中井やまゆり園利用者支援外部調査委員会」による調査で明らかになった事案のうちの1件で、すでに関係自治体に虐待通報を行い、虐待認定されている事案です。
被害にあわれた利用者の方とそのご家族にあらためてお詫び申し上げるとともに、このことで多くの方々にご心配と不快な思いをさせてしまったことをお詫びします。
中井やまゆり園では、長時間の身体拘束など、これまで明らかになっている不適切な事案を受けて、この4月より3人の支援改善アドバイザーをお迎えして、支援の見直し等、園の改革を進めているところです。
今回のような事案が二度と起きないよう、引続き改革を進めてまいります。
令和4年9月中井やまゆり園長 菅野 大史
中井やまゆり園の運営につきましては、日頃格別のご理解、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、当園におきましては、日頃から新型コロナウイルス感染症に対する感染対策に取り組んでいるところですが、利用者3名に新型コロナウイルス感染症の陽性が判明しましたので、お知らせします。
陽性者は、8月2日に陽性が判明した利用者、支援していた職員との接触がない方です。
なお、昨今の県内の感染状況、園の感染状況を踏まえ、ご家族等の面会・外出をいったん休止にさせていただきます。
引き続き、感染対策に取り組んでまいりますので、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
中井やまゆり園の運営につきましては、日頃格別のご理解、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
さて、当園におきましては、日頃から新型コロナウイルス感染症に対する感染対策に取り組んでいるところですが、利用者1名に新型コロナウイルス感染症の陽性が判明しましたので、お知らせします。
引き続き、感染対策に取り組んでまいりますので、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。
この度、中井やまゆり園において、職員によるご利用者様への虐待が疑われる事案が発生し、ご利用者様をはじめ多くの関係の皆様に、心からお詫び申し上げます。
本園は、令和元年7月に発生した骨折事案に関して、県本庁による再調査が進められる中、職員ヒアリングを通じて、別の不適切な支援に関する情報が把握されたことから、匿名アンケートを新たに実施され、「事実であれば不適切な支援と思われる情報」が約40件の情報提供がありました。
県本庁は、令和4年3月3日、「県立中井やまゆり園における利用者支援外部調査委員会」を設置し、把握した情報に関する調査を実施し、このうち8事案について、現時点での調査結果(第一次)として、4月26日に公表しました。
外部調査委員会からは、本園に対して、「人権意識の大きな欠如が生じている」、「利用者本人が望む生活を組み立てていくという点が欠如している」、「現場の把握もせずにマネジメント機能も失われていた」など厳しく指摘を受けております。
本園は、この指摘を重く、そして、真摯に受け止め、県本庁と一体となり、全力で改善を進め、本県の「当事者目線の障がい福祉実現宣言」に恥じぬよう、全力を尽くす所存でございます。
なお、虐待通報すべきとされた5件につきましては、既に、県本庁から関係市町村に虐待通報がなされております。今回の調査結果は、第一次とのことであり、事実確認等の調査に引き続き真摯に対応してまいります。
令和4年5月中井やまゆり園長 菅野 大史
中井やまゆり園研修計画
〒259-0157 足柄上郡中井町境218
電話 0465-81-0288
ファクシミリ 0465-81-3703
【公共交通機関からのアクセス】
小田急線「秦野駅」より、中井町役場入口行きバス、「才戸」下車、徒歩5分
小田急線「秦野駅」より、二宮駅北口行きバス、「井ノ口小学校前」下車、徒歩20分
JR「二宮駅」より、秦野駅南口行きバス、「井ノ口小学校前」下車、徒歩20分
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