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更新日:2024年10月19日

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その他健康への影響と適応策(温暖化と大気汚染の複合影響)

神奈川県における温暖化と大気汚染の複合影響と適応策

気候変動の影響

 夏場を中心に、気温が高く、風が弱い日は、大気中での光化学反応が進行し、光化学オキシダント濃度が高くなり、光化学スモッグが発生しやすくなります。
 県は、光化学スモッグによる健康被害を防止するため、光化学スモッグ注意報等を発令していますが、地球温暖化による気温の上昇は、光化学オキシダント濃度の上昇による健康への被害に影響を及ぼす恐れがあります。

影響に対処するための県による施策(適応策)

 光化学オキシダント濃度の低減を図るため、原因物質である窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制策に引き続き取り組みます。
 また、光化学スモッグが発生した際の健康被害を防止するため、光化学スモッグ注意報等発令時における県民への周知の迅速化に取り組みます。

【参考】日本全国における気候変動による影響(概要)

出典:気候変動影響評価報告書(別ウィンドウで開きます)(2020年12月、環境省)

現在の状況

  • 光化学オキシダント濃度やオゾン濃度が経年的に増加

将来予測される影響

  • 温暖化によるオキシダント濃度上昇により、健康被害が増加(日本では、2020年代までにオゾン・PM2.5による早期死亡者数が増加)

 

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