更新日:2024年10月19日

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農業(畜産)への影響と適応策

神奈川県における畜産に対する気候変動の影響と適応策

気候変動の影響

 夏季の暑熱ストレスによる家畜や家禽への影響(生育の悪化、肉質の低下、乳量・乳成分の低下、採卵数や卵の質の低下等)は全国に及んでおり、神奈川県でも夏季における暑熱の影響により、生産性の低下が見られます。また、将来も、同様の影響が予測されています。

 

影響に対処するための県による施策(適応策)

 農家に対しての実態調査、及び環境改善(暑熱対策)の指導を行っています。

 

【参考】日本全国における気候変動による影響(概要)

出典:気候変動影響評価報告書(別ウィンドウで開きます)(2020年12月、環境省)

現在の状況

  • 夏季の暑熱ストレスによる家畜や家禽への影響(生育の悪化、肉質の低下、乳量・乳成分の低下、採卵数や卵の質の低下等)が全国に波及
  • 熱帯・亜熱帯地域に分布する牛のアルボウイルス類(節足動物媒介性ウイルス)の発生地域拡大

将来予測される影響

  • 温暖化とともに、乳用牛、肥育去勢豚、肉用鶏の成長への影響が拡大
  • 乳用牛は、高温だけでなく高湿度になると生産性への負の影響が増大

 

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