更新日:2024年10月19日

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林業(特用林産物(きのこ類等))への影響と適応策

神奈川県におけるきのこに対する気候変動の影響と適応策

気候変動の影響

 気温の上昇は、原木栽培のシイタケに影響を及ぼす病原体(真菌)の侵害力を高め、シイタケへの被害を悪化させる可能性があります。また、原木栽培のシイタケの子実体(きのこ)発生量を減少させることが想定されます。
 神奈川県では将来、夏場の気温上昇による病害菌の発生やシイタケの子実体(きのこ)の発生量の減少が予測されています。

影響に対処するための県による施策(適応策)

 林業普及指導事業を通じて、特用林産物の生産実態の把握や指導に取り組みます。

【参考】日本全国における気候変動による影響(概要)

出典:気候変動影響評価報告書(別ウィンドウで開きます)(2020年12月、環境省)

現在の状況

  • ヒポクレア属菌によるシイタケ原木栽培への被害地域が拡大

将来予測される影響

  • シイタケ原木栽培において、夏場の気温上昇による病害菌の発生や子実体(きのこ)発生量減少
  • 原木栽培のシイタケの害虫であるナカモンナミキコバエの出現時期の早期化、ムラサキアツバの発生回数増加

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