農産物の上手な利用法(ダイコンのこうじ漬/作り方)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
下漬けのやり方
(1)ダイコンは良く洗い、両端を切り落とす。
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(2)分量の水に塩を良くとかし、差し水をつくる。
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(3)漬け込み容器にダイコンを並べる。
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(4)ダイコンを容器に詰め終わったら、差し水を注ぎ入れる。
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(5)押しぶた(蓋)をのせ、重石をのせる。
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(6)漬物容器に異物が入らないよう、ふた(蓋)をして、涼しいところにおく。
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本漬けのやり方
(7)下漬けダイコンはサッと水洗いする。
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(8)唐辛子は種を抜き、輪切りにする。
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(9)ボウルに白ザラメとこうじ、(8)の唐辛子を入れ、よく混ぜる。
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(10)(7)のダイコンに(9)の副材料をまぶしながら、漬物容器に漬け込む。
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(11)漬物容器に全部漬け込んだら、押しぶたをし、重石をする。
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(12)漬物容器に異物が入らないよう、ふた(蓋)をして、涼しいところ(冷蔵庫)におく。
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(13)10日~2週間で、白ザラメが溶け、こうじがなじんでくる。
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下漬のアドバイス
★歩留まりと塩分
下漬けはダイコンが半円に曲がるくらいを目安にして下さい。漬け込み2日でダイコン10kgは7.3kgくらいになります。漬け込みに使った塩の大部分は漬け液に残っています。漬けたままでおけば、塩はダイコンの中に浸透していき、最終的には3%の塩分になります。塩を3%含んだダイコンの漬物はちょっと塩辛さを感じます。
漬け替えのアドバイス
★歩留まりと食べ頃
本漬け2週間でダイコンは4.3kgくらいになります。こうじは10日くらいでなじんで、食べ頃になります。また、漬け込み期間が長くなると乳酸発酵して酸味がでてきます。塩分が薄く、糖分が高いので暖かいところにおくと直ぐに味が変わります。食べ頃を失しないようにご注意下さい。
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