初期公開日:2022年6月6日更新日:2024年9月30日

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職場体験 ~給電課の業務編~

給電課の業務を紹介します。

職場体験給電課の業務編タイトル画像

給電課の業務をのぞいてみよう!

発電スケジュール作成業務

安定した電力供給のため、各発電所の発電計画を作成しています。

限りある自然の力、水の力を使い、効率的に発電できるよう日々努力しています。

ダムの運用と電力需要とのバランスを考えながら最適な発電ができるように計画します。

水力発電は河川の安全やダムの運用と密接に関係しているので、関係部署との調整が必要です。

スケジュール作成中の写真

関係部署と調整中の写真

完成したスケジュールの画像

完成したスケジュールです。電気の需要が多い時間帯に多く発電できるように計画しています。発電機はこのスケジュールにしたがって、自動で起動・停止します。グラフの中のオレンジは1号発電機、緑は2号発電機の運転を表しています。

城山発電所巡視点検

城山発電所の中を巡視点検しています。

地下発電所のほかに、屋外の変電設備やインクライン設備の点検も行っています。

日常巡視では確認できない箇所を時間をかけてじっくり点検しています。

城山発電所巡視(主要変圧器)

城山発電所巡視(地下発電所)

監視制御装置の維持管理

発電機の監視制御や機器の操作を、24時間安全にできるように、監視制御装置の維持管理を行っています。

専門的な定期点検は業者に委託していますが、日常の点検は給電課の職員で実施します。

監視制御装置はさまざまな電子機器で構成されているので、大きな不具合を未然に防ぐための改修計画を策定し、工事を設計積算して発注する業務も行います。

監視制御装置

赤枠のところを開いて点検しています。

監視制御装置点検中の写真

点検業務委託業者と調整中の写真

テレワーク

工事設計積算業務、データ整理や資料作成業務はテレワークでも実施しています。

本日テレワーク中

給電課職員に聞いてみよう!

質問給電業務のやりがいを教えてください。

  • 給電課の業務に発電機の運転スケジュール作成があります。安定した最適な運転を行うために、毎日状況が変化する天気や河川の情報、東京電力管内の送電線の情報を集めて、考えながら仕事をすることにやりがいを感じています。
  • 水力発電所の点検や工事のため、発電機停止や送電線停止の調整を関係各所と行います。各所の都合があり、調整するのは一苦労ですが、これにより現場の工事や作業が円滑に進み、また電力の安定供給に寄与できたと感じることができます。

質問この職場で働いていて、大変なところ、苦労したところは何ですか?

  • 給電業務では、神奈川県営水力発電所13か所の設備や季節で変わる河川の運用を理解していることが必要です。覚えることがたくさんあり、これらを理解することが苦労しました。
  • 業務が多岐にわたるので、業務内容を全て覚えるのが大変でした。また、業務遂行に見落としがないか、注意しています。

質問働いているときに気を付けていることがあれば教えてください。

  • 送電線が停電すれば発電機を停止させて、雨が急に降って河川の流量が増えれば発電機の運転流量も増やします。このように送電線の情報、天気予報、河川の情報、発電機運転状況を気にしながら、発電機の運転管理を行っています。
  • 発電量などの数値を多く扱うため、資料作成時や検算時には間違いがないように何度も確認します。各業務の優先順位をつけ、それぞれの締め切りに間に合うようにしています。
  • テレワーク推進により担当者が不在になることが多いため、課内での情報共有は積極的に行っています。

質問テレワークはどれくらいのひん度で行っていますか?

  • 週1~2回くらいです。

制御課の業務についてはこちら

職場体験 ~ある職員の一日 制御課編~

リンク

人事委員会 神奈川県職員採用ホームページ(別ウィンドウで開きます)


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