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初期公開日:2023年11月13日更新日:2024年11月13日
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県立こども医療センターに入院や通院の経験のある早産で生まれたお子さんの写真展です。
世界早産児デーは、世界中で10人に1人生まれる、早産児について広く知ってもらい、子どもと家族が一生涯にわたって、健康な生活が送れることを目指して制定されました。
神奈川県立こども医療センターと神奈川県は、この主旨に賛同し、世界早産児デーを記念した写真展を企画しました。
当センターに受診経験のある、早産児とそのご家族から、素敵なお写真とメッセージを提供していただいています。ぜひ、早産児のかわいらしさ、強さ、そして様々な表情をご覧いただき、早く小さく生まれた赤ちゃん達を応援していただけると幸いです。
(共催:神奈川県立こども医療センター・神奈川県)
出生体重371g。
本当に小さく生まれた娘。たくさんの素敵な出会いがありここまで大きくなりました。
最近はまた少しずつ自分のペースでできることが増えてとても嬉しいです。これからも楽しく過ごして行こうね。(ご家族より)
妊娠24週で急な破水をし、産まれたのは26週体重777gでした。両手に収まるほど小さい体に痛々しくたくさんの管が繋がれて、「こんなに早く産まれてしまってごめんなさい」と毎日自分を責めて泣いていました。産まれて1ヶ月後に初めて泣き声を聞いた時、その数日後に初めて抱っこをした時、生後3ヶ月で顔の管が外れて初めて何も顔に医療器具のついていないお顔を見れた時、本当に本当に嬉しかったです。最近は寝返りができるようになりました。小さく産まれたけれど、赤ちゃんは毎日逞しく成長しています。(ご家族より)
30週4日、956gで生まれました。
文字通り両手のひらに乗るほど小さかった娘も、元気な幼稚園の年長さんになりました!
最近はブランコに乗るのが大好きです。しっかり自分でこげるようにもなりました。(ご家族より)
切迫早産と診断されたその日中に、息子が誕生した時。嬉しさを感じる一方で、我が子の未来を心配し、不安に思う気持ちもありました。
今、親の心配をよそに、息子はよちよち歩き、自我も芽生え、健やかに育っています。一生懸命兄を追い、同じ事がしたいと真似し、時には喧嘩する姿を見て、兄弟っていいなぁと心温まります。家族でこんなに幸せな時間を過ごせるようになるなんて、想像していませんでした。息子に関わって下さる全ての方々に感謝しています。(ご家族より)
24週4日、370gで生まれた娘は6歳になりました。不安と自責の念で眠れず過ごした夜の数だけ、こうして一緒に過ごせる日々の尊さを感じます。今弾けるような笑顔が見れるのも、娘の命を守り、一緒に育ててくださっているみなさまのおかげです。頑張ってくれた娘、そして支えて下さっている全ての方に感謝します!(ご家族より)
(写真とメッセージを掲載しています。)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康増進課です。