更新日:2024年11月6日
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城山発電所について
わが国初の大規模な純揚水式発電所で、地下230メートルに4台の発電電動機・ポンプ水車があります。余剰電力を利用して、津久井湖の水を城山湖に汲み上げ貯留します。電力需要の多い時間には、城山湖から津久井湖に発電により放流します。公営電気事業唯一の純揚水発電所で、最大出力250,000kWを有し、現在は調整用電源として重要な役割を担っています。
経年劣化により通常の補修では対応できなくなったため、平成8年度から平成13年度まで第1期改造事業を、また平成19年度から平成21年度まで第2期改造事業をおこないました。
城山発電所
発電所型式 | 日調整純揚水式 |
最大出力 | 250,000kW |
最大使用水量 | 毎秒192.0立方メートル |
有効落差 | 153.0メートル |
ポンプ水車 | 立軸フランシス |
発電電動機 | 立軸三相同期 |
台数 | 4台 |
回転数 | 毎分300回転(1・2号機) 273回転(3・4号機) |
所在地 | 相模原市緑区川尻 |
発電総合制御所の地下に城山発電所があり、発電総合制御所で発電・揚水の運転操作を行っています。また、この発電総合制御所では県営水力発電所13箇所の監視・制御と給電業務を行っています。
このページの所管所属は企業局 利水電気部発電課です。